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JCBのプラチナカード「ザ・クラス(THE CLASS)」を紹介 その実力とは? 実際に使ってみたサービス・おトクなサービス

2014年5月20日

今回はJCBのブラックカード「ザ・クラス(THE CLASS)」について書いてみたい。ザ・クラスはJCBのブラックカードだ。年会費は5万円+税(家族カードは8枚まで無料)。正直ポイントで元が取れるような年会費ではないだろう。ポイントでおトク、ということを考えると保有すべきカードではない。プラチナカードやブラックカードは「付帯サービスをどれだけ使うか」が重要だ。そんなサービスは使わないと言うことであれば、高還元率の一般カードを使ったほうが断然おトクだろう。

プラチナカードは雑誌のクレジットカード特集等で取り上げられることもあるが、多くの場合はカード会社に取材した情報のみのため、今回は実際に使ってみた感想も載せてみたい。

ザ・クラス(THE CLASS)入会申込書基本的にプラチナカード・ブラックカードは年間利用額や利用実績に応じてインビテーションが届き、そのインビテーション経由で申し込むこととなる。最近では、インビテーションなしでも直接プラチナカードを申し込めるクレジットカードもあるが、インビテーションからの申し込みよりも審査は厳しい。

今回紹介するザ・クラスはインビテーション経由のみでしか申し込むことはできないため、JCBゴールドカードを利用してJCBゴールド ザ・プレミアを獲得するかJCBプラチナを利用して、インビテーションが届くのを待つしかない。年間いくら使ったらインビテーションが届くか等は公開されていない。

ザ・クラスのポイントプログラムとは

まずはポイントプログラムを見てみよう。ザ・クラスはJCBカードのため、貯まるポイントはOki Dokiポイントとなる。1,000円につき1ポイント付与で、1,000ポイントをJCBギフトカード5,000円分に交換できる。1ポイントの価値は3~5円相当と考えられるため、還元率は0.3~0.5%相当となる。ポイントの有効期限は2年。Oki Dokiポイントは、プラチナカードやゴールドカードだから有効期限が長くなることはない。

ただし、Oki Dokiポイントプログラムには年間利用額に応じて翌年のポイント付与率がアップする「JCB STAR MEMBERS」がある。50万円以上利用するとスターβPLUS、100万円以上利用するとスターαPLUS、300万円以上利用するとロイヤルαPLUSとなる。それぞれのランクでのアップポイントは20%、50%、60%だ。

このボーナスポイント付与率はザ・クラスの場合であり、Oki Dokiポイントプログラム対象カードでも、翌年のアップ率が異なるカードもあるため注意して欲しい。

年間利用額※1 「JCB STAR MEMBERS」の
メンバーランク
翌年のポイントアップ率 ボーナスポイントを
考慮した還元率
300万円以上 ロイヤルαPLUS 70% 0.85%
100万円以上 スターαPLUS 60% 0.80%
50万円以上 スターβPLUS 30% 0.65%
30万円以上 スターe PLUS 20% 0.60%
30万円未満 0% 0.5%

※1 毎年12/16~翌12/15まで

ザ・クラスはプラチナカードのため、年間利用額としては最低100万円は必要だろう。できれば300万円程度は利用していた方が良い。300万円で還元率0.85%のため、獲得ポイントは25,500円分となる。消費税8%時は年会費が54,000円のため、実質年会費は28,500円。 ポイントだけを考えると他の高還元率カードを使ったほうが圧倒的にパフォーマンスが良い。

例えば、リクルートカードプラスやタカシマヤプラチナデビットカードで300万円利用すると、6万円分のポイントを獲得でき、年会費は2,000円+税。年会費との差額は57,840円。ザ・クラスは3万円のマイナスだが、リクルートカードプラスは57,840円のプラスとなる。

・・・

ここからは、ザ・クラスのポイント以外のサービスをいくつか紹介したい。これらの使い方次第では、5万円と言う高額な年会費も気にならなくなるかもしれない。

毎年2万円分のカタログギフトが送られてくる
「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」

ザ・クラス メンバーズ・セレクションザ・クラス会員に、毎年「メンバーズ・セレクション」という約2万円相当のカタログギフトが送られてくる。2014年版では、「フィリップス ノンフライヤー」や「ネスプレッソ ユー バンドルセット」「東京ディズニーリゾート パークチケット(4枚組)」などを選ぶことが可能だ。

年間300万円を利用した場合のポイントを考慮した実質年会費は3万円となるため、メンバーズ・セレクションも考慮すると、5万円の年会費もそれほど高くないと感じるようになる。 もちろん、全ていらない商品であれば意味はないが、ホテル宿泊やレストランでの食事プランも掲載されている。筆者は今回「ツヴィリングJ.A.ヘンケルス ツヴィリング センス ナイフブロクセット」を選択した。

東京ディズニーランドにあるマップにも載っていないレストランを利用できる!

メンバーズ・セレクションでは、東京ディズニーランドのマップに掲載されていないレストランを利用する特典があったが、既に終了している。

ザ・クラスで利用できる東京ディズニーランドのマップにも載っていないお酒も飲める秘密のレストランとは?

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このレストランを利用できる特典が、2018年度から別の形で利用できるようになった。

ザ・クラス会員であれば誰でも申し込むことができ、抽選でレストランの利用が当たる特典となる。レストラン自体は有料となるが、なかなか行けるようなレストランではないため、ザ・クラスを目指す一番のメリットといえるだろう。

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コンシェルジュ・サービス

プラチナカードの多くは「コンシェルジュサービス」が付いている。電話で旅行やレストランの手配、ギフトの手配等が可能だ。高額な旅行やレストランに行かないから必要ない、と言う事ではなく、どんな事でも問い合わせ可能だ。当然、パンフレットやWeb等では高級レストランの手配などが書かれているが、「友達が地方から遊びに来ているので○○駅周辺の居酒屋を探して欲しい」というような使い方でも問題ない。実際、飲食関連で使う利用者が多いとのことだ。イメージもあるため、居酒屋を探す等はパンフレット等には書かれていないが、基本的にどんなことでも相談できる。

クレジットカード特集などの雑誌等でもプラチナカードは取り上げられていることもあるが、多くの場合、コンシェルジュサービスが付いているか付いていないかしか比較されていない。実は、コンシェルジュサービスにもランクがある。ランクと言っても、実際に使ってみた感想のため、どこかに公開されているわけではない。しかし、クレジットカード会社の対応は全く異なるため、コンシェルジュサービスが付いている・付いていないだけで判断するのはNGだ。実際に利用してみるとコンシェルジュサービスに力を入れている会社、入れていない会社がわかる。

筆者がザ・クラスのコンシェルジュサービスを使ったのは、新幹線の予約と大相撲チケットの予約だ。対応はどちらも非常に良かった。どちらのチケットも自分で予約することができるが、これらは予約開始日時が決まっている。予約開始と同時に電話やインターネットでとらなければ予約できないような場合、代理でチケットを予約してもらうのは非常に便利だ。大相撲チケットは、予約番号を電話で伝えてもらい、セブンイレブン店頭で受け取る。新幹線チケットは指定した住所に簡易書留で送ってくれる。代理予約で別途料金を取られることはない。

ただし、ミュージカルなどのチケットを取りたいと電話すると、「自分でネット予約したほうが早い」というような事を言われることもある。ザ・クラス保有者の友人も同じことを言われたようだ。実際に自分で予約したほうが早く入手できるようだが、最初にこれを言われると、「コンシェルジュサービスって何ができるのかわからない」と思うことになる。この辺りは、予約希望日時を聞いてから、郵送などでも間に合うと思えばそのまま受け付けてくれたほうがありがたい。ということを、JCBに伝えておく。

また、コンシェルジュサービスで勘違いしがちなのは、予約できないチケット、一般では販売していないような良い席を予約できると勘違いしている方も多いが、実際は一般予約と同じチケットしか手に入らない。一見さんお断りのレストランや大相撲の溜席を用意しているというのは、特別に提携しているから可能なだけであり、提携していないようなチケットで特別な席を無理やり用意してくれるわけではない。一般で既に満席になっているから、コンシェルジュサービスに電話したからといって、無理やり席を開けてくれたり、ミュージカルで一番前の席を前日に予約できるということはないのだ。「代理でお願いできる」という程度と考えておこう。

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2名以上でコース料理を予約すると1名無料になる「グルメ・ベネフィット」サービス

プラチナカードには2名以上のコース料理を予約した場合、1名分が無料になるサービスを提供している場合がある。このサービスは非常に使ってみたいのだが、筆者は今までに利用したことはない。理由は、未就学児童が3人いるからだ。これらのサービスは、高級レストランが対象となっているため、子供は入れないだろう。

例えば、六本木のイタリア料理「Il Mulino New York(イル・ムリーノ ニューヨーク)」。「West 3rd Streetコース」は19,800円(税別・サービス料込)となっている。2名以上の利用で1名分が無料となるため、1回利用すると21,384円分が無料となるわけだ。しかし、年齢規定を見ると6歳以上。当分利用できない。

しかし、この記事を書くときにグルメ・ベネフィットには、年齢規定が書かれていることをはじめて知った。東京の麻布・六本木・赤坂・白金・南青山・表参道・早稲田エリアでは、15店舗利用できる。そのうち年齢規定がないのは8店舗。実は未就学児童でも利用可能なお店はあるようだ。当然電話で未就学児童がOKかを確認しなければならないが、思い込みだけで利用しなかったのはもったいない。次回利用してレポートしてみたい。

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プレステージ会員の「プライオリティ・パス」

世界の約900ヵ所以上の空港で利用できるプライオリティ・パス。プライオリティ・パスで利用できるラウンジは、手荷物検査後に利用できるエリアにあるため、搭乗直前までゆっくりすることができ、軽食や飲み物などが無料で利用できる。

プライオリティ・パスには3つの種類がある。スタンダード会員、スタンダード・プラス会員、プレステージ会員となる。

会員 年会費 会員利用料金 同伴者利用料金
スタンダード 99米ドル 27米ドル/回 27米ドル/回
スタンダード・プラス 249米ドル 10回まで無料 その後は27米ドル/回 27米ドル/回
プレステージ 399米ドル 無料 27米ドル/回

ザ・クラスで取得できるプライオリティ・パスは上記の「プレステージ会員」となる。プライオリティ・パスの年会費もかからず、会員利用料金も無料。ザ・クラスを取得したのであれば、プライオリティ・パスも申し込むと良い。My JCBにログイン後、「JCBザ・クラス 会員限定サービス」のリンクから「プライオリティ・パス」リンクをクリックすると申し込み方法が書かれている。

筆者は一応プライオリティ・パスも申し込んだが、ANAのSFCを保有しているため利用したことはない。SFCで利用できるANAのラウンジは同伴者1名まで無料で利用することができる。

国際線VIPラウンジを5人無料で使う方法とは? 航空会社のラウンジとプライオリティ・パスのラウンジの違いを紹介

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プライオリティ・パスを1人で利用したいだけであれば、ザ・クラスを申し込むより楽天プレミアムカードの方がおトクだろう。年会費は1万円+税でプレステージ会員のプライオリティ・パスが手に入る。

なお、JCBザ・クラスのプライオリティ・パスは、2015年4月に同伴者1名まで無料で利用できるようになっている。従来は同伴者は有料となっていたが、1名まで無料で利用できるようになったのは改善だ。

東京ディズニーリゾート バケーションパッケージ

JCBといえば東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーだ。そのため、東京ディズニーリゾートの予約サイトではザ・クラス会員向け特別プランが用意されている。しかし、今まで何度か検索してみたが、正直おトクかどうかは不明だった。そこで今回は詳しくプランの比較をした。

My JCBにログインし、「JCBザ・クラス 会員限定サービス」のリンクから専用ページを表示し、「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」の案内ページから「お申し込みはこちら」をクリック。プランパスワード、出発日、泊数、客室数を選択し「検索する」ボタンをクリックする。「東京ディズニーリゾートで過ごすラグジュアリーな休日 2DAYS」がヒットするのでプラン内容、料金を確認する。

バケーションパッケージは、ザ・クラス会員以外でも普通に予約ができる。同様の条件で検索すると、同じプラン名はヒットしない。プラン内容を確認すると「特別な日を大切な人と祝う 2DAYS(ホテル夕食付き)」が近いだろう。それぞれの違いは以下の通りだ。

ザ・クラスプラン 一般プラン
プラン名 東京ディズニーリゾートで過ごすラグジュアリーな休日 2DAYS 特別な日を大切な人と祝う 2DAYS(ホテル夕食付き
1日目夕食 S.S.コロンビア・ダイニングルーム ルームサービス
他の違い ディズニーアンバサダーホテルルームサービス(ケーキ&スパークリングワイン)
大人2名1室1名分料金 69,200円 76,300円

全く同じプランが用意されているわけではないため、比較が非常に難しいが、上記を比較する限りでは、ザ・クラス向けのプランがおトクと言うわけでもないだろう。また、部屋の予約状況も、ザ・クラス用に用意されている部屋があるわけでは無いため、バケーションパッケージについては、それほどおトクとは言えないだろう。

このバケーションパッケージは、同一ブラウザではプランの比較ができないため、実際に比較したい場合は、別々のブラウザで比較しなければならない。

東京ディズニーリゾートのJCB提供アトラクションはファストパスが不要

ディズニーリゾート JCB LOUNGE東京ディズニーリゾート好きには嬉しいサービスだ。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのJCBがスポンサーしているアトラクションには特別なラウンジが用意されている。ザ・クラス会員は年間で1枚そのラウンジを使えるチケットを申し込むことが可能だ。1枚で4人まで利用することができる。

ラウンジでは飲み物を飲むことが可能で、休憩後は直ぐにアトラクションに乗ることができる。そのため、そのアトラクションのファストパスは不要となる。

ただし、チケットも郵送で送られ、利用日時も要予約のため、利用するには余裕を持ったプランが必要となる。このラウンジチケットはザ・クラス以外のクレジットカードでは入手できなく、何らかの方法で入手したとしても利用時にザ・クラスの提示が必要となるため利用することができない。プレミアムカードの特別感を感じられるサービスだろう。

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USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のザ・フライング・ダイナソーはエクスプレス・パスが不要

東京ディズニーリゾートだけでなく、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でもJCB Loungeが提供されている。JCBが提供しているアトラクションはザ・フライング・ダイナソー。

数時間待ちにもなるザ・フライング・ダイナソーを利用する前に、無料でドリンクを頂くことができ、さらに、ラウンジを出てすぐにアトラクションを利用することが可能だ。

なお、ザ・フライング・ダイナソーの特典を利用できるのはJCBザ・クラスだけでなく、JCBプラチナでも利用が可能だ。ただし、東京ディズニーリゾートのJCB LoungeについてはJCBザ・クラスのみの特典となるため、やはりザ・クラスを目指すのがおすすめだ。

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JCB Lounge 京都で手荷物を預けて観光

2015年4月に「JCB Lounge 京都」がオープンした。JR京都駅に設置されている。

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空港ラウンジのような広さはないが、無料Wi-Fiサービスや無料でソフトドリンクをいただける。

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京都を利用するのであれば、JCBゴールド以上で利用できる「京爛漫」も獲得しておこう。

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ただし、新幹線の改札までは大きめのスーツケースを持って歩くと10分程度かかるため、時間に余裕を持って利用したい。

グルメイベント「ザ・クラス 名食倶楽部」

2015年から開始した比較的新しいサービスが、ザ・クラス会員限定のグルメイベント「ザ・クラス 名食倶楽部」となる。

名食倶楽部は年に2回開催され、申込受付開始後にすぐに予約でいっぱいになる場合もある。

人気レストランをJCBザ・クラス会員で貸し切り、シェフの話を楽しみながら食事をする。

年2回開催されるJCBザ・クラス会員向けのイベント「ザ・クラス名食倶楽部」とは? 【予約編】

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料金はそれなりに高いが、やはり会員向けのイベントが用意されているプラチナカードやブラックカードは年会費5万円以上のカードが主となる。年会費5万円未満のカードの場合は、会員向けイベントはほとんど用意されておらず、会員限定イベントを楽しみたいのであればザ・クラスや三井住友プラチナカード、プラチナ・カード、ラグジュアリーカードなどを利用するのが良いだろう。

年会費5万円以上のプラチナカードと2万円程度のプラチナカードはどう違う?

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最大30%割引になる「ダイニング30」

こちらは、JCBゴールド ザ・プレミア以上で利用できる特典だ。プラチナカードで多い特典は、2名以上でコース料理を予約すると1名分が無料となるサービスとなる。もちろん、ザ・クラスでも利用が可能だ。

この特典にプラスとなったのが対象レストランを利用すると30%OFFとなる「ダイニング30」。2016年3月に開始した新しい特典だ。

専用サイトにアクセスし、直接店舗に「ダイニング30で予約する」事を伝える。会計時にはクーポンを提示すると、割引価格で利用することができる。

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2名以上でコース料理を予約すると1名無料という特典と異なり、グループで利用する場合に威力を発揮する。

JCBプレミアムステイプラン

こちらもJCBゴールド ザ・プレミア以上のカードで利用できる宿泊特典となる。

「プレミアム」とあるように、格安なツアーではない。それなりに高額な宿泊施設で特典が用意されているプラントなり、割引価格に加えて、ウェルカムドリンクや夕食時に一品追加などの特典がある。

プラチナカードやブラックカードのホテル・旅館特典っておトクなの? JCBプレミアムステイプランで予約してみた

プラチナカードやブラックカードにはホテルや旅館特典が付いている。例えば、JCBザ・クラスの場合、「JCBプレミアムステイプラン」というホテル・旅館の優待特典が利用可能だ。 JCBプレミアムステイプラン ...

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JCBザ・クラスは、300万円使った時の還元率が0.85%と、ポイントだけで考えると魅力はない。上記付帯サービスに9万円近くの価値はないと判断すれば、確実におトクになるタカシマヤプラチナデビットカードやKyashなどを使うと良い。

今後は、プレミアムカードか高還元率カードかの二極化になっていくと思われるため、このコラムでも高還元率カードだけでなくプレミアムカードについても取り上げていく予定だ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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