では、楽天ポイント以外の経済圏を1つずつ解説したい。
Pontaポイント経済圏
auは2020年にau WALLETポイントをやめ、Pontaポイントに統合した。
auがPontaポイントを採用するまでは、楽天ポイント、dポイントにおされていたが、auがPontaポイントに切り替えたことで一気に復活した共通ポイントだ。auの原資でキャンペーンなどが増加しており、以前よりもたまりやすくなっている。
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明暗が分かれたTポイントとPontaポイント Tポイントはどこに向かうのか
ヤフーサービスでのTポイントからPayPayボーナスの変更は既定路線 2022年4月以降にYahoo!ショッピングやPayPayモールでTポイントではなくPayPayボーナスが貯まるようになる。 また ...
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Pontaポイントがたまるサービスでは、ほとんどのサービスを「au○○」で統一できており、サービス連携もうまくいっている。auマネ活プランを開始し、金融サービスの連携をさらに強化した。
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auじぶん銀行+au PAYカード+auカブコム証券+au PAYの設定後、au PAYへの自動払出を設定してみた!
auじぶん銀行では、auの金融サービスを連携すると、円普通預金金利が年0.20%となるサービスを開始した。 au PAYとauじぶん銀行の口座連携で+0.05%、au PAYカードをauじぶん銀行口座 ...
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auカブコム証券・au PAYゴールドカード・auじぶん銀行・au PAYを連携している筆者がpovoからauマネ活プランに変更した方がトクなのか考えて見た!
筆者はauのプランはpovo1.0にしている。 今回は、auカブコム証券で毎月5万円利用し、au PAYゴールドカード、auじぶん銀行、au PAYを連携している筆者が、auマネ活プランに変更した方が ...
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しかし、「au経済圏だとPontaポイントがザクザクたまる」と考えている人は少ないのではないだろうか。
auには還元方法が複数あり、「au PAY残高」での還元、「Pontaポイント」での還元、Pontaポイントでも「au PAYマーケット限定ポイント」での還元があり、わかりにくいのも原因の1つだろう。
オンラインモールの「au PAYマーケット」は楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングに比べると見劣りし、Pontaポイントがたくさんたまる特典があったとしても、獲得できるPontaポイントはau PAYマーケット限定の場合が多い。
au PAYマーケット限定ポイントがもう少し使いやすくなり、還元方法もPontaポイントで統一されれば、乗り換え候補としてはなかなか良い。
PayPayポイント経済圏
コード決済のシェアトップであり、筆者もお金のやりとりでPayPayを使う事も多い。現金しか利用できない店舗でも、PayPayは使えるなど、加盟店開拓も圧倒的だろう。
圧倒的な知名度の「PayPay」を利用して、「PayPay○○」への統一を進めているが、サービスの連携でおトクになることが少ない。ようやくPayPay証券のPayPayカード積み立てなども開始し、PayPay以外の金融サービスでもPayPayポイントがたまるようになってきた。しかし、PayPay銀行でPayPayポイントがおトクにたまる特典はないなど、名称を統一しただけで連携不足と言える。
LINE・ヤフー・PayPayのサービスも重複やサービス名の統一ができておらず、例えばPayPayとLINE Pay(PayPayに統合する話もいつの間にかなくなった)、PayPayカードとVisa LINE Payクレジットカードなどはサービスの重複、PayPayモールからYahoo!ショッピングへの統合など、「PayPay○○」で統一できず「Yahoo!○○」なども残るなど統一できていない。
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Yahoo!ショッピングとPayPayモールはなぜPayPayモールへの統合ではないの? PayPayとLINEもどうなるの?
2022年10月12日(水)にYahoo!ショッピングとPayPayモールが統合した。 従来のPayPayモールのURLは「https://paypaymall.yahoo.co.jp」で始まっていた ...
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さらに、Yahoo!ショッピングの各種キャンペーン特典をPayPayポイントから「ヤフーショッピング商品券」に切り替えており、獲得ポイントの使い道が制限されたのも大きな改悪だ。
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Yahoo!ショッピング、各種キャンペーン特典をPayPayポイントから「ヤフーショッピング商品券」に切替
Yahoo!ショッピングでは、各種キャンペーンで獲得できるポイントをPayPayポイントから「ヤフーショッピング商品券」に変更する。 2023年5月18日(木)よりテストキャンペーンが開催となり、7月 ...
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楽天が改悪してもYahoo!ショッピングも改悪しており、経済圏の乗り換え先候補としては若干弱い。
dポイント経済圏
dポイントの強みはdカード GOLDだろう。年会費1万1,000円(税込み)にもかかわらず、会員数が1,000万人を突破。年会費無料のdカードの会員数は700万人程度のため、dカード GOLDの利用者の方が多い。通常のカード会社では、ゴールドカード会員が2割程度とも言われており、dカード GOLDの特殊さがわかるだろう。
dカード GOLDを保有していると、ドコモの携帯電話料金やドコモ光の利用料金に対して10%のdポイントを獲得できる。dカード GOLDの提供開始も古く、DCMX GOLDとして2007年4月23日(月)から発行している。
毎月1万円のドコモの料金がある場合、毎月dポイントを1,000ポイント獲得でき、1年間で1万2,000ポイントの獲得。この時点で年会費以上おトクになっており、このように考えている人が1,000万人いると、毎月100億円相当のdポイントがdカード GOLD特典だけで発行されている事になる。
au PAYゴールドカードはau WALLETゴールドとして2016年3月22日(火)から発行、PayPayカード ゴールドは2022年11月24日(木)から発行とdカード GOLDに追いつくにはそれなりに時間がかかりそうだ。
しかし、dポイントは「d○○」が少なく、他社との提携サービスが多い。提携の場合はサービス開始や変更の動きが遅くなる可能性があり、さらに歯車が一度ずれると提携関係も崩壊してしまう危険性がある。
銀行・証券もポイント提携のみだったが、マネックス証券の子会社化の発表もあり、残りは銀行サービスだ。ただし、新規に銀行サービスに参入するのは難しく、現在の三菱UFJ銀行との提携で、どれだけ他社と同等のサービスを提供できるかどうかだろう。
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ドコモとマネックス証券が資本業務提携契約を締結 d払いアプリでの資産形成サービスの提供も
ドコモとマネックス証券では、2023年10月4日(水)に資本業務提携契約を締結した。 d払いアプリを通じて、投資がはじめてと言う方でも使いやすい資産形成サービスを提供し、dポイントやdカード・dアカウ ...
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また、表の中ではオンラインモールにAmazonを含めているが、Amazonでdポイントをおトクにためるには毎週金・土のd曜日にエントリーし、d払いで支払う場合に限る。Amazonでd払いを利用するにはドコモの回線が必要だ。
ただし、キャンペーンなどでたまるdポイントの期間・用途限定ポイントは、THEO+docomoや日興フロッギーで投資に使う事もでき、限定ポイントとしては最も使いやすい。