auカブコム証券・au PAYゴールドカード・auじぶん銀行・au PAYを連携している筆者がpovoからauマネ活プランに変更した方がトクなのか考えて見た!

コラム 共通ポイント

auカブコム証券・au PAYゴールドカード・auじぶん銀行・au PAYを連携している筆者がpovoからauマネ活プランに変更した方がトクなのか考えて見た!

筆者はauのプランはpovo1.0にしている。

今回は、auカブコム証券で毎月5万円利用し、au PAYゴールドカード、auじぶん銀行、au PAYを連携している筆者が、auマネ活プランに変更した方がおトクになるのかを考える事にした。

まず、2023年8月請求分を確認した所、povo1.0+通話かけ放題で月額3,980円にユニバーサルサービス料や電話リレーサービス料、消費税を含めて4,381円(税込み)だ。

au、通信と金融特典がセットの「auマネ活プラン」提供開始
au、通信と金融特典がセットの「auマネ活プラン」提供開始

auは、2023年9月1日(金)より、データ容量が使い放題となる料金プラン「auマネ活プラン」の提供を開始する。 月額7,238円(税込み)の「auマネ活プラン」に加入し、auの金融サービスをセットで ...

続きを見る

auマネ活プランは月額7,238円(税込み)となり、現状よりも2,857円アップとなる。povo1.0からauマネ活プランに変更することで2,857円以上おトクになるのであれば2023年9月以降にプランを変更する。

では、1つずつ確認する。

筆者は自宅のインターネットサービスはフレッツ光を利用しているため「auスマートバリュー」の1,100円(税込み)割引は対象外。普通にインターネットを使っている場合はプロバイダーなどを変更するともっとおトクになるのだが、固定IPが必要なため、現状から変更することはできない。

続いて、「au PAY残高還元特典」を確認する。「au PAYカード特典」の300円相当還元、「auじぶん銀行特典」の300円相当還元、au PAYゴールドカードでau通信料を支払っているため「通信料金支払い特典」の200円相当還元で800円相当がau PAY残高で還元される。

「サービス利用特典」は特典1~特典5まであり、それぞれ確認していきたい。

特典1は、au PAYゴールドカードでau携帯電話料金を支払っていると、12か月間は最大20%のPontaポイントを獲得できる。通常は10%のPontaポイントのため、12か月の期間中は+10%のPontaポイントを獲得可能だ。

継続してどれだけおトクになるかを考えるため、今回は通常のゴールド特典ポイントである9%分のみカウントする。auマネ活プランのサイトを見ると、ゴールド特典ポイントは1か月450ポイントとなるようだ。

ゴールド特典ポイント分

ゴールド特典ポイント分

順番が変わるが、続いて特典5を確認。現在でも利用しているのがauカブコム証券でau PAYゴールドカードでの投信積み立てを行っており、通常1%のPontaポイントの獲得だが、+0.5%が追加される。5万円の積み立てを行っているため、毎月の上乗せ分は250 Pontaポイント。

auカブコム証券で500 Pontaポイント獲得! ポイント付与までは1ヵ月かかる?
auカブコム証券で500 Pontaポイント獲得! ポイント付与までは1ヵ月かかる?

auカブコム証券では、au PAYカードによる投信積立サービスが開始している。筆者も、au PAYゴールドカードでauカブコム証券の投信積立サービスを設定している。 毎月5万円の積立を実行しているが、 ...

続きを見る

なお、auカブコム証券でNISA口座でau PAYゴールドカードで投信積み立てしている場合は12か月限定で+1.5%のPontaポイントを獲得できるが、筆者はNISA口座を別の証券会社にしているためこちらは対象外。

特典2はau PAYで支払うと+0.5%アップとなり、1%還元となる。例えば、毎月5万円をau PAYで決済した場合、通常よりも0.5%アップするため250 Pontaポイント獲得できる。

特典3はau PAYゴールドカードの特典となり、au PAYゴールドカードで決済するとPontaポイントが+0.5%獲得できる。通常の1%分も考えると1.5%還元だ。毎月10万円を利用したと考えると500ポイントが上乗せとなる。

最後の特典4はauじぶん銀行とau PAYの連携、au PAYカードの引落口座にauじぶん銀行を設定し、auカブコム証券auマネーコネクトを設定すると、普通預金金利が0.2%(税引き前)となる。これに加え、auマネ活プラン加入で+0.05%、au PAYゴールドカードをauじぶん銀行の引落口座に指定すると+0.05%で普通預金金利が0.3%(税引き前)となる。

筆者は現在0.2%の金利となっているはずで、毎月75円程度の利息を受け取っている。0.1%分がアップすると37円程度のアップだ。

これらの特典を全て合計すると以下のようになる。

おトク額
auスマートバリュー
au PAY残高還元特典 800円相当
サービス利用特典 特典1 450ポイント
特典2 250ポイント
特典3 500ポイント
特典4 37円
特典5 250ポイント
おトク額合計 2,287円相当

auマネ活プランに変更したときに、現在よりもおトクになる金額は2,287円相当となり、povo1.0からの値上げ2,857円は回収できない。

簡単に調整できそうな特典は「特典4」のauじぶん銀行だろう。金利優遇がアップすると言うことは、普通預金の残高を増やせば良い。

auじぶん銀行の残高

auじぶん銀行の残高

現在55万円程度の残高で75円の利息となっているため、10倍にすれば利息も10倍近くになる。受け取る事ができる利息は750円と考え、0.1%がアップする場合は毎月375円分の利息が増える。それでも、auマネ活プランへの変更はおトクかどうか微妙なラインで、povo1.0のまま利用する事にする。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

-コラム, 共通ポイント
-, , , , , , , ,

© 2024 ポイ探ニュース