「Visa=クレジットカード」 「かぞくのおさいふ」に「小児用」などを入れて欲しい!

コラム プリペイド

「Visa=クレジットカード」 「かぞくのおさいふ」に「小児用」などを入れて欲しい!

2020年12月27日

家族のキャッシュレス化をすすめるため、三井住友カードの「かぞくのおさいふ」を小学生の3人の子供に持たせている。

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子供達だけでコンビニや美容院などに行かせており、全てVisaプリペイドカードで支払うように伝えてある。買い物の前に残高を確認し、残高が少ない場合は筆者のVpassアプリからチャージしている。

先日、長男にスーパーでの買い物をお願いしたところ、レジで「本人以外のカードは使えません」と言われたので、「ぼくのです」と伝えると、他のレジの方が「そんなはずはない」と言ってきたと。

「かぞくのおさいふ」は小学生以上が申し込むことができるVisaプリペイドカードのため、実際に長男用のカードを渡して、長男用の暗証番号も設定している。裏面を見れば、小学生の子供のサインという事もわかるのだが、やはり「Visa=クレジットカード」というのが強いのだろう。

おそらく、父親のカードを借りて決済していると勘違いしていると思われる。クレジットカードの家族カードは18歳以上が基本となるため、小学生の子供がクレジットカードを持っているのは確かに不自然だ。しかし、「かぞくのおさいふ」は小学生以上で申し込むことができ、プリペイドカードのため使いすぎもない。

以前、「かぞくのおさいふ」に対していくつか追加機能を要望したが、新たな要望としては「小児用」などとカード券面に記載してほしい。

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今回は、長男のレジの人はそのまま処理してくれたようだが、購入できずに帰ってくる可能性もあった。小児用のPASMOには「小」や年齢が書かれているため、PASMOで購入するときには言われても「ぼくのです」と伝えると問題なく処理されるはずだ。

小児用PASMOには(1)小児用と通学用、(2)年齢と名前が記載されている

小児用PASMOには(1)小児用と通学用、(2)年齢と名前が記載されている

しかし、PASMOの場合は遠隔でのチャージができないため、やはり「かぞくのおさいふ」の方が便利に利用できる。

「Visa≠クレジットカード」となるまでは、子供用に発行したカードという事がわかると安心して買い物に使わせることができるため、プリペイドであること、子供用(作成当時の年齢などを入れても良いかも)とわかる券面であることが加われば、子供のキャッシュレス化も進むのではないだろうか。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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