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タカシマヤカードで投信積立の設定をしてみた! 毎月タカシマヤポイントとTポイントを獲得可能!

タカシマヤカードでの投信積立サービスが開始!

SBI証券と高島屋ファイナンシャル・パートナーズが提携し、2020年7月よりタカシマヤカードで積立投資できるサービスが開始すると発表があった。

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筆者は、SBI証券口座を保有していたが、高島屋フィナンシャル・パートナーズのアカウントに変更していたため、毎日SBI証券にログインし、タカシマヤカードでの積立投資サービスがいつ始まるのかを確認していた。

SBI証券の口座が「タカシマヤの投資信託」にデザインが切り替わった! タカシマヤカードでの投信積立に備える

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7月6日(月)の時には開始していなかったが、7月7日(火)にアクセスしたところ、「ポイントを貯める スタート予定」だったのが、「スタート予定」がはずれている事を確認。

タカシマヤカードでの投信積立サービスが開始

タカシマヤカードでの投信積立サービスが開始

「ポイントを貯める」をクリックすると前日まではタカシマヤカードの入会案内のみだったが、「タカシマヤのカード積立 詳しくはこちら」のリンクが設定されている。

タカシマヤのカード積立の案内

タカシマヤのカード積立の案内

早速、タカシマヤカードで投資信託の積立サービスを設定してみることにした。

積立投資用にクレジットカード(タカシマヤカード)を登録する

SBI証券のログイン直後に表示される「取引」メニューから「投資信託」を選択し「投信(積立買付)」をクリック。「クレジットカード決済 設定」メニューをクリックする。

クレジットカード積立用のカードを登録する

クレジットカード積立用のカードを登録する

「クレジットカード決済の設定状況」が「未登録」になっているので「登録する」をクリック。

積立用のクレジットカードが未登録になっているので登録する

積立用のクレジットカードが未登録になっているので登録する

各種規約などが表示されるため「取引パスワード」を入力し「同意して本人確認へ」ボタンをクリック。タカシマヤカードのログイン画面が表示されるため、「ログインID」「パスワード」とパズル認証の図を合わせて「ログインボタン」をクリック。投信カード積立の利用規約が表示されるため「上記利用規約に同意する」にチェックを入れ「許可する」をクリック。

保有しているクレジットカード番号の先頭6桁と最後の3桁が表示されるため、手元のクレジットカードと一致しているかを確認する。そのまま「カード番号入力」ボタンをクリック。

タカシマヤカードのネットアンサーと保有中のカード情報が一致しているかを確認

タカシマヤカードのネットアンサーと保有中のカード情報が一致しているかを確認

タカシマヤカードの「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」を入力し「次へ」ボタンをクリック。確認画面が表示されるため「次へ」ボタンをクリック。これでクレジットカード情報の登録が完了した。

SBI証券でタカシマヤカードの登録が完了

SBI証券でタカシマヤカードの登録が完了

タカシマヤカードで投信積立を設定する

「タカシマヤセレクション投資信託」として長期資産形成に役立つ良質な運用が期待されている商品が8銘柄選ばれている。

  1. eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
  2. 三井住友・配当フォーカスオープン
  3. SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド
  4. SBI中小型成長株ファンド・ジェイネクスト(年2回決算型)
  5. 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
  6. 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
  7. セゾン資産形成の達人ファンド
  8. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

今回はこの中から選ぶことにし、「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」を積み立てることにした。選んだ理由は、信託報酬が0.0938%程度と比較的低く、インターネットコースの場合は買付手数料も無料となる。

SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの概要

SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの概要

上記画面の「クレジットカード積立」をクリックする。「預り区分」を「特定/一般」か「NISA」で選び、積立金額を5万円以内で入力。初回スケジュールは発注日が9月1日(火)と若干遅い。

「ファンド情報確認へ」ボタンをクリックし、「目論見書」や「目論見書補完書面」を確認し「確認画面へ」ボタンをクリック。

「積立金額」と「決済方法」がクレジットカードを確認し、「取引パスワード」を入力後に「設定する」ボタンをクリックする。

タカシマヤカードでの投信積立設定完了

タカシマヤカードでの投信積立設定完了

これで9月1日(火)以降、「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」をタカシマヤカードで積み立てる設定が完了した。

タカシマヤポイントとTポイントが貯まる

タカシマヤカードで投信積立を行うと、通常の決済時のポイントは貯まらないが継続年数に応じて0.1~0.3%のタカシマヤポイントを獲得できる。

1~2年目 3~4年目 5年目以降
獲得ポイント数 0.1% 0.2% 0.3%

同様のサービスであるtsumiki証券やセゾンポケットと異なり、タカシマヤカードの請求時にタカシマヤポイントを獲得できるようだ。タカシマヤポイントを獲得できたときに紹介したい。

また、SBI証券では投信の毎月月間平均保有金額に対してTポイントを獲得できる「投信マイレージサービス」がある。「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」では年率0.02%と低いがTポイントを獲得可能だ。

SBI証券の投信マイレージサービスで獲得したTポイント

SBI証券の投信マイレージサービスで獲得したTポイント

筆者がSBI証券で保有している投資信託は「楽天・全米株式インデックス・ファンド」となり、6月は20 Tポイント、5月は16 Tポイント、4月は14 Tポイントを獲得できている。1月・2月・3月よりも下がっている理由は保有している投信を売却したからとなる。

クレジットカードでの投信積立のメリットは?

クレジットカードによる投信積立サービスは、tsumiki証券(エポスカード)、楽天証券(楽天カード)、セゾンポケット(セゾンカード・UCカード)の3証券があり、新たにSBI証券(タカシマヤカード)が対応した。

クレジットカードでの積立はそれぞれのクレジットカードのポイントを獲得できるのがメリットだ。tsumiki証券は0.1~0.5%、楽天証券は1%、セゾンポケットは0.1のポイントを獲得できる。

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また、証券口座への入金が必要ないのも大きなメリットといえる。通常、証券口座を開設後に行うこととしては、投資資金の入金作業となる。銘柄を選んだとしても、資金がなければ買付できない。クレジットカードの場合は、カード情報を登録すると、そのまま積立設定できるため、わざわざ入金する必要がない。

カード積立ができる証券口座は、できるだけシンプルな設計になっており、たくさんある銘柄の中から選びやすいようなナビゲーションもある。SBI証券の場合は「タカシマヤセレクション投資信託」として8つのファンドが紹介され、楽天証券の場合は「楽天証券ファンド7」、tsumiki証券はそもそも4つのファンドしか選択できない。セゾンポケットも投資信託としては2種類のみの取り扱いだ。

投資初心者は、クレジットカードでの投信積立できるサービスを選ぶと比較的簡単に投資を始めることができるだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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