おつり投資「トラノコ」を退会! 運用実績の確認が難しいトラノコの運用実績は?

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おつり投資「トラノコ」を退会! 運用実績の確認が難しいトラノコの運用実績は?

筆者は、おつり投資サービスの「トラノコ」を利用し、ANAのマイルを毎月5マイル貯めている。

おつり投資「トラノコ」でANAのマイルを貯めてみる 毎月5マイル獲得可能

おつり投資サービスのトラノコがANAと提携し、投資によるマイル付与サービスを開始した。 最近は少額投資とマイルという組み合わせが増えている。早速、ANAのマイルを貯めるためにトラノコサービスを使ってみ ...

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おつり投資サービスとは、クレジットカードや電子マネーの利用金額を取得し、1,000円や500円使った場合を想定。算出された金額をおつりとみなして、おつりを自動的に投資すると言うサービスとなる。例えば、850円、210円をクレジットカードで利用した場合、500円単位でのおつりを設定すると、1,000 - 850 = 150円、500 - 210 = 290円とおつりが算出され、合計440円が投資される仕組みだ。

筆者は2017年9月からトラノコでの運用を開始しており、別途設定することで口座開設+1年間の運用で最初は760マイル、それ以降は毎月5マイル貯まる。

トラノコは毎月5マイル貯まる

トラノコは毎月5マイル貯まる

約4年程度運用したため、そろそろ解約しようと考えた。トラノコの難しい所は、トータルリターンを把握しにくい点だ。トータルでプラスになっているのか、マイナスになっているのかを判断する方法が見当たらない。

前日に対してのプラス・マイナスは表示されているが、トータルリターンをすぐに確認できないため、追加した金額と現在の評価額を手動で計算しなければならない。筆者はエクセルなどでこれまでの追加した金額を登録し、現在の基準価額と比較している。そこそこプラスになっていたため、解約することにした。

まずは全額出金する。出金手数料は1件300円必要となり、タイミングが悪く、全額出金するには2回出金手続きしなければならなかった。さらに出金したタイミングが悪く、出金手続き前に月額利用料の300円が引き落とされる案内があった。その後、退会手続をしたため、月額利用料の300円は11月以降引き落とされないはずだ。

住信SBIネット銀行の明細は7年前から表示できるため、CSVでダウンロード。期間中のトラノコでの振替金額を合計したところ、引き落とされた金額は1,172,587円だ。

出金手数料は引かれた金額が入金されているはずで、実際に入金された金額と10月の月額利用料300円を引いた金額を計算すると1,338,834円となった。約4年程度の運用で166,247円のプラスだ。約14.2%程度のプラスとなっている。

トラノコからの入金

トラノコからの入金

筆者が運用していたトラノコは「大トラ」となり、2021年1月時点では28%が米国株式、17%が米国債券、15%が日本株式、8%が日本不動産、7%が欧州株式などとなる。50%が株式、50%がそれ以外の投資先だ。

様々な資産に投資する「eMAXISバランス(8資産均等型)」でシミュレーションしてみた。武蔵野銀行の積立シミュレーションを利用。毎月2.5万円の積立で投資元本は1,150,000円。評価額は1,383,1000円となり、それほどリターンは変わらない。

eMAXISバランス(8資産均等型)のシミュレーション

eMAXISバランス(8資産均等型)のシミュレーション

トラノコはおつり投資サービスという面白いサービスだが、毎月一定額を信託報酬の安いファンドを選んで投資した方が良いかもしれない。楽天証券+楽天銀行の場合は、投資信託を保有している場合に残高に応じて楽天ポイントを獲得できる。eMAXISバランス(8資産均等型)では100,000円につき4ポイント獲得でき、1,172,587円の投資していると45ポイント程度獲得できる。投資で獲得するポイントは通常ポイントとなるため、毎月5マイル獲得できるトラノコよりも楽天ポイント⇒ANAの方が、多くのマイルを獲得できるはずだ。

トラノコの退会手続をしても、ログインする事はでき、再開も可能となっている。面白いサービスが追加となった場合は再開するかもしれない。

トラノコ退会後のアプリ画面

トラノコ退会後のアプリ画面

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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