クレカ積立が10万円までに? 還元率は下がるかも
2024年は新NISAが開始し、「つみたて投資枠」が月10万円までアップ。
新NISAに向けて、tsumiki証券+エポスカードや大和コネクト証券+セゾンカード・UCカードは、クレカ積立で月10万円まで利用できるサービスを開始した。
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tsumiki証券で月10万円の積み立てに設定してみた! 年間100万円利用に対するボーナスポイントも(菊地崇仁)
tsumiki証券では、2024年1月分よりクレジットカードによる投信積み立てで上限を月5万円から月10万円にアップする。 新NISAでは年間の積立投資上限額が40万円から120万円にアップし、月10 ...
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大和コネクト証券で10万円のクレカ積立を設定してみた! セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合は1%還元も!(菊地崇仁)
大和コネクト証券では、2024年1月5日(金)以降の投資信託定期買い付け分よりクレカ積立が月10万円となる。 1か月10万円でのクレカ積立ができるサービスでポイントを獲得できるのはtsumiki証券+ ...
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楽天証券+楽天カードは楽天キャッシュを利用してキャッシュレスで月10万円のつみたてに対応。同じような仕組みでPayPay証券+PayPayカードはPayPay残高を利用して月10万円までキャッシュレスでポイントを獲得しながら積立投資が可能となっている。
そんな中、マネックス証券が「クレカ積立で月10万円になったら対応しますよ」という案内を公表。
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マネックス証券、マネックスカードでの投信積み立て上限が10万円になった時に5万円から10万円に変更できるように対応
マネックス証券は、2024年に予定されている金融商品取引法に関する内閣府令が改定された場合、クレジットカード積み立てを月5万円から月10万円に変更できるよう対応する。 マネックス証券では2022年3月 ...
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2024年中には、証券会社やクレジットカード会社が工夫しなくても月10万円までクレカ積立ができるようになる事も検討されており、全てのクレカ積立で月10万円まで利用できるようになる可能性が高い。
その場合、クレカ積立で還元率を高めていた組み合わせでポイント還元率が下がる可能性もある。クレカ積立で5%などのポイントを付与するのは逆ざやとなっているはずで、月10万までアップすると、さすがに厳しいのではないだろうか。
また、クレカ積立でのポイント還元率をアップしているのは、新NISAの獲得に向けた動きのはずで、新NISAが始まってしばらくすると、還元率ダウンも考えられる。
会員向けイベントが増加する?
2023年は新型コロナウイルス感染症の5類移行で会員向けのイベントも戻ってきた印象だ。
2024年はもっと移動が活発化し、プレミアム系のカードではイベントを増やしていくのではないだろうか。
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2023年版 クレカ専門家が個人的に優秀と感じたクレカを3つ紹介!(菊地崇仁)
2023年もさまざまなクレジットカード(クレカ)を使ってきた。2023年の1年間で利用して優秀だと感じたクレカを3つ選んで紹介したい。 ちなみに、2022年は第3位:楽天ブラックカード、第2位:大丸松 ...
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なお、2023年はスポーツイベントに参加することが多かったが、2024年は調べた限り、日本国内での国際的なスポーツイベントは少ないようだ。抽選でチケットが当たるようなキャンペーンは少ないかもしれない。
一方、アメックス・ダイナースの観桜・紅葉なども復活しており、ダイナースでは、2023年に関東初開催の円覚寺貸し切りイベントを実施するなど、東京・京都以外への送客という面でも期待している。
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ダイナースクラブカード会員限定の臨済宗大本山 円覚寺 貸し切り特別拝観に行ってきた! 通常非公開の「舎利殿」も拝観可能!(菊地崇仁)
ダイナースクラブカード会員向けに、臨済宗大本山 円覚寺 貸し切り特別拝観が2023年11月19日(日)に行われた。 神社仏閣の貸し切り特別拝観は京都で行われることが多かったが、今回は初の関東開催。ただ ...
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2024年は参加できそうなイベントは申し込んでどんどん紹介していきたい。
2024年は春に新VポイントとJRE BANKの大きなイベントを控えているが、ポイントやクレカ、さらにはコード決済などの最新情報もどんどん紹介していく予定だ。