全国的にGo Toトラベルが一時停止となり、筆者も予定していた宿泊をキャンセルした。飛行機を利用するような旅行だったため、新たに車で行けるような近場のホテル・旅館を予約。Go Toトラベルの一時停止が発表されてから、宿泊施設の検索を行ってきたが、やはり少しずつ空きが増えてきた。
今回予約に利用したのが三井住友カード プラチナプリファードとなる。年会費30,000円(税抜)の三井住友カード プラチナプリファードは特約店で利用するとポイントがアップする特典があり、通常1%分のVポイントが貯まるが、エクスペディアやHotels.comを利用する場合は+9%のVポイントが貯まる。一休.comの場合は+6%のVポイントだ。
宿泊サイトで+6% or +9%分のVポイントを貯めるには専用ページからの予約が必要だ。なお、三井住友カードでエクスペディアを利用する場合、若干複雑なので紹介したい。
1つ目はポイントUPモールの経由する方法。ポイントモールを経由すると+4%のVポイントを獲得できる。
2つ目はクーポンコードを利用した割引だ。専用ページからエクスペディアにアクセスし、決済前にクーポンコードを入力することでホテル予約の場合は8%OFFとなる。ただし、ポイントUPモールとの併用はできない。
3つ目は三井住友カード プラチナプリファード専用ページからアクセスする方法だ。専用ページからアクセスして予約すると+9%のVポイントを貯められる。こちらもポイントUPモールとの併用は不可。
では、実際に予約する際にクーポンを利用した場合と三井住友カード プラチナプリファードを利用した場合で比較する。料金は464,402円が8%OFFクーポンを適用すると29,889円が割引となり434,513円で予約可能だ。
8%OFFクーポンを利用した場合29,889円の割引となっているが、こちらは宿泊料金に対しての割引のみだ。つまり、464,402円のうち、宿泊料金の373,612円に対しての8%=29,889円の割引となる。
一方、三井住友カード プラチナプリファードの場合は100円(税込)に対してプラス9ポイントを獲得できる。決済額に対してとなると464,402円に対して100円(税込)につき9ポイントの獲得だ。
実際に計算すると、464,402円に対して1%のVポイントが通常のポインとなるため、4,644ポイントが基本。続いて、9%分を計算すると41,796ポイントだ。今回獲得できるポイントは4,644ポイント+41,796ポイント=46,440ポイントと非常に多くのポイントを獲得できる。
8%OFFの場合は宿泊料金に対してのみ8%OFFだが、三井住友カード プラチナプリファードの場合は決済金額に対するポイント付与のため、8%と9%と数値的には1%の違いだが、単純な1%の違いではない。
なお、特約店のページに気になる文言を発見した。予約時の事前決済分だけでなく、現地宿泊ホテルでかーど決済した分も対象とのこと。
予約時に現地決済を選択して予約。宿泊時に昼食や夕食をホテルで部屋付けにした場合は昼食や夕食代も+9%になるのかどうかだが、三井住友カードに確認したが、あくまでも宿泊代金のみが対象とのことだ。
なお、エクスペディアで予約した後に、一休.comで箱根の温泉旅館に空きが出たため、キャンセルしてから一休.comでの予約に変更した。部屋数も20部屋程度と少ないため、都内で生活するよりも蜜にならない。
一休ポイントを即時利用で543,355円となる。
この場合、通常の1%分のVポイントが5,433ポイント、+6%分のVポイントが32,601ポイントの合計38,034ポイント獲得できる。
今回、予約時点で三井住友カード プラチナプリファードの利用額が80万円あったため、新規入会時の4万ポイントは獲得できる。また、100万円以上の利用がある毎に+1万ポイントを獲得できる継続特典もあり、残り20万円以上利用する事で対象だ。今回の利用で100万円を超えるため、別途+1万円分のポイントも獲得できる事になる。
三井住友カード プラチナプリファードの集計対象期間は、カード加入日を基準として1年間。筆者の場合、2020年9月1日に入会のため、初年度利用期間は2020年9月1日~2021年8月31日までが対象となり、達成時のポイントは2021年9月15日頃の付与となるだろう。加入日は台紙または利用明細に表示されている。
入会3ヵ月以内の利用金額に応じて+40,000ポイント、年間利用額100万円を突破すると、さらに10,000ポイントも獲得できる。年会費が30,000円(税抜)だったとしても、簡単に元を取ることが可能だ。