2022年版 個人的に最強だったクレジットカード3選を発表! 1位のクレジットカードとは?

クレジットカード特集 コラム

2022年版 個人的に優秀だったクレジットカード3選を発表! 1位のクレジットカードとは?

2022年で個人的に良く利用したり、特典が良かったりしたクレジットカードを3つ選んで紹介したい。

なお、筆者は他の媒体でランキングの発表などに携わっているが、他の媒体と今回の選出カードは異なっている。他の媒体でのランキングは、誰から見ても使い勝手が良いカードなどを基準に選んでいるが、今回のランキングは自分自身で使った経験による順位となる。

第3位:楽天ブラックカード

第3位は楽天ブラックカード。楽天カードではなく、楽天ブラックカードを第3位とした。

楽天ブラックカード

楽天ブラックカード

楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込み)。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressから選ぶことができる。コンシェルジュデスクの利用も可能だが、ブランドごとに異なるので注意しなければならない。

年会費11,000円(税込み)の楽天プレミアムカードの特典は全て利用でき、さらに楽天プレミアムカードでは「楽天市場コース」「楽天トラベルコース」「エンタメコース」の3つのサービスから1つ選ぶ必要があるが、楽天ブラックカードは全てのコースを利用できる。

海外の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスも同伴者2名まで無料になる特典などもあり、なかなか使い勝手がいい。

筆者は楽天市場で利用するのは楽天ふるさと納税となる。楽天市場では、2022年4月1日(金)より税込み価格に対するポイント付与から、税抜き価格に対するポイント付与に変更されたが、ふるさと納税については影響がない。

現在は、ほぼ楽天ふるさと納税の利用にもかかわらず、年間で獲得している楽天ポイントは毎年10万ポイント以上となる。

楽天ポイントの年間獲得数

楽天ポイントの年間獲得数

毎年もっと楽天ポイントを獲得できている人も多いとは思うが、Amazon.co.jpでの利用や現在修行中のSAISON CARD Premiumで100万円利用、JCBザ・クラスでのロイヤルαプラス維持のための300万円利用などを楽天ブラックカードに集約すると、もっと多くのポイントを獲得できる。

第2位:大丸松坂屋お得意様ゴールドカード

第2位は通常の大丸松坂屋ゴールドカードではなく、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードを選んだ。

大丸松坂屋お得意様ゴールドカード

大丸松坂屋お得意様ゴールドカード

大丸松坂屋お得意様ゴールドカードの年会費は11,000円(税込み)。大丸松坂屋ゴールドカードとは異なり、大丸松坂屋での買い物はポイントがたまらずに10%の割引だ。

大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは割引

大丸松坂屋お得意様ゴールドカードは割引

なお、大丸松坂屋でもVisa加盟店でも、決済時には1%分のQIRAポイントがたまるが、2022年以降、QIRAポイントを使って特別体験に利用できるサービスが開始している。

筆者が参加したのはカタールワールドカップでも大活躍だった堂安 律 選手とのイベントだ。親子で参加するイベントだったが、1,000ポイント(=1,000円相当)で参加できたのはラッキーだった。

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2023年には世界遺産・仁和寺でのイベントも開催予定となっており、なかなか参加できるイベントのレベルが高い。

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大丸松坂屋お得意様ゴールドカードはゴールドカードのため、プラチナカードやブラックカードなどで利用できるコンシェルジュデスクの利用はできない。コンシェルジュデスクは24時間365日電話やインターネットで依頼できて便利だが、外商カードの場合は一緒に買い物に付き合ってもらうなど、物理的に人が動いてくれるのが特徴だ。

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なお、2022年ではないが、なかなか手に入らないエルメスのバーキンも手に入れることができた事もある。

第1位:三井住友カード プラチナプリファード

第1位は三井住友カード プラチナプリファードを選出。三井住友カード プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込み)。

三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カード プラチナプリファード

ポイント特化型のプラチナカードとしてデビューしたが、2022年で獲得できたポイントは92,830ポイントとなかなかのポイント数だ。

第3位で紹介した楽天ポイントよりも獲得ポイント数は少ないが、楽天ポイントは楽天ブラックカードだけで獲得したポイント数ではないため、単独のポイント数としては三井住友カード プラチナプリファードの方が多いと感じている。

また、楽天ブラックカードと同様、三井住友カード プラチナプリファードを日々の利用で使っておらず、+9倍などのエクスペディアなどの特約店をメインに利用しており、それでも92,830ポイント獲得できるのは優秀だろう。利用した金額に対しての獲得ポイント数で考えても、効率良くポイントを獲得できるカードだ。

三井住友カード プラチナプリファード、SBI証券 投信積立・さとふる・ふるなびでポイント5%還元特典を開始
三井住友カード プラチナプリファード、SBI証券 投信積立・さとふる・ふるなびでポイント5%還元特典を開始

三井住友カードは、2023年1月1日(日)より、三井住友カード プラチナプリファードで、SBI証券 投信積立(クレカ積立)とふるさと納税の「さとふる」「ふるなび」を利用すると5%のVポイントを獲得でき ...

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セブン-イレブンやローソンなどでも5%還元、2023年1月以降、SBI証券の投信積立で5%還元特典を開始するなど、なかなか攻めたプラチナカードとなる。

筆者は、SBI証券をタカシマヤカード《PREMIUM》で投信積立を設定しているため、三井住友カード プラチナプリファードでの5%還元を試す事ができないが、5万円を毎月積み立てているだけで30,000ポイントを獲得できれば年会費を簡単に回収する事も可能だ。


3枚とも年会費が比較的高額なクレジットカードとなったが、それなりの年会費を払った方が良い特典を受けられる。

仕事柄、さまざまなクレジットカードを利用する必要があるため、利用金額は分散している。今回紹介した3枚は、特定の利用だけでも年会費を大幅に超えるような特典を受けられたカードだ。

今回はランク外となったが、最近ポイントがガンガンたまりはじめているJALカードSuica CLUB-AゴールドカードやJCBザ・クラスのロイヤルαプラス専用特典が用意されるメンバーズセレクションなどにも期待したい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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