電子マネーにチャージでポイントが貯まるクレジットカードも減ってきている。楽天カード(JCB)はnanacoチャージでもポイントが付いていたが、2017年11月利用分よりポイント付与を終了すると発表。
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楽天カード、nanacoやモバイルSuicaチャージなどで楽天スーパーポイント付与を終了
楽天カードは、2017年11月利用分より、nanacoチャージやモバイルSuicaチャージなどに対して、楽天スーパーポイントの付与を終了すると発表した。 nanacoクレジットチャージの他、モバイルS ...
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改悪の度に電子マネーチャージするクレジットカードを乗り換えるのも大変。そこで、公式サイトで電子マネーチャージでもポイントが貯まると謳っているカードに注目してみたい。公式で表記があるということは、それだけ改悪の可能性が少なくなるはずだ。
ビューカード(Suica)
ビューカードからSuicaへのチャージはポイントが3倍となる。通常は1,000円につき2ポイント(=5円相当)だが、Suicaチャージの場合は1,000円につき6ポイント(=15円相当)だ。
貯まるポイントはビューサンクスポイントとなり、ビューサンクスポイントが貯まらないビューカードの場合は3倍の対象外となる。
ビューサンクスポイントは使い勝手が良いポイントとはいえないが、2018年度中にはJREポイントに移行されるため、使い勝手も向上するだろう。
セブンカード・プラス(nanaco)
改悪が多いのがnanacoチャージだ。セブン-イレブンでは、nanacoで切手・はがき、コピー代なども購入することができ、nanacoポイントがつかないような商品でも、チャージ時にクレジットカードのポイントを貯めることで、間接的にポイントを獲得することができる。
特に威力を発揮するのが税金支払いで、1回の支払い時にnanacoカードを5枚まで利用できる。センター預かり分の5万円を含めると、1枚のカードに10万円チャージできるため、コンビニで支払える30万円までの税金であればnanacoで支払うことが可能となっている。
これまでもnanacoチャージでポイントがつかなくなったカードが多いが、セブンカード・プラスは、「nanacoへのチャージでもポイントが貯まる」と公式サイトに表記がある。さらに、nanacoの発行元であるセブン・カードサービスがセブンカード・プラスを発行していると考えると、改悪はされにくいだろう。
楽天カード(楽天Edy)
電子マネーの中でも、利用箇所が多いため、楽天Edyを使っている人も多いだろう。
楽天カード(JCB)からnanacoチャージでのポイント付与は終了したが、楽天Edyへのチャージで楽天スーパーポイントを獲得できる特典はそのままとなる。
楽天カードからEdyチャージをすると、200円につき1楽天スーパーポイントを獲得可能だ。
リクルートカード(楽天Edy、モバイルSuica、nanaco、SMART ICOCA)
年会費無料で還元率が1.2%のリクルートカード。JCBブランドとVisa・Mastercardブランドの3種類が用意されている。
VisaとMastercardブランドの場合、楽天Edy、モバイルSuica、nanaco、SMART ICOCAへのチャージでもポイントが貯まる。JCBブランドの場合は、モバイルSuicaとnanacoのみとなる。
貯まったリクルートポイントは、リアルタイムでPontaポイントに等価交換が可能。PontaポイントはJALマイルにも交換できるため、JALマイラーにも良いだろう。
[電子マネー]
JALカード(JMB WAON)
毎年、期間限定でキャンペーン扱いとなっているが、今までの所、JALカードでJMB WAONにチャージすると、マイルを貯めることができている。
JALカードは通常200円(税込)につき1マイルの付与だが、JALカード ショッピングマイル・プレミアム加入時は100円(税込)につき1マイル獲得できる。JMB WAONで支払った場合は、別途200円につき1マイル獲得できるため、非常におトクな特典とだ。
対象カードはJAL・JCBカード、JAL・Visaカード、JAL・Mastercard、JALカード TOKYU POINT ClubQとなり、JAL アメリカン・エキスプレス・カード、JALダイナースカード、JALカードSuica、JALカードOPクレジットはJMB WAONチャージの利用ができない。
次回も公式サイトに電子マネーについて記載のあるクレジットカードを紹介したい。