前回のコラムで、LINE Payカードの利便性についてを紹介した。
筆者はいままで磁気ストライプ型の電子マネーを3種類使ってきた。au WALLETプリペイドカード、旅プリカ、LINE Payカードである。
そこで、今回は3種類の磁気ストライプ型の電子マネーを使っての感想と紹介する。
au WALLETプリペイドカード
au WALLETプリペイドカードは200円(税込)につき1ポイントが貯まる。
クレジットカードからチャージをすると、ダブルでポイントを獲得することができる。通常月では、Orico Card THE POINTでチャージをすると、1%のオリコポイントと0.5%のWALLETポイントの、合計1.5%のポイントを獲得することができる。また、誕生日月にライフカードでチャージをすると、合わせて3.0%のポイントを獲得することができる。
明細についてはスマートフォンやアプリ、au WALLETサイト内でも確認することができる。au WALLETサイトからはCSVで明細のダウンロードもでき、エクセルで保存ができる。
旅プリカ
旅プリカとはJTBトラベルポイントカードにプリペイド型JCBカード機能が一体化されたカードだ。2016年の春からサービスが開始した。
チャージをした際に、1000円ごとに5ポイントが貯まる。このチャージはJCBブランドのクレジットカードからチャージもできる。10万円までしかチャージができないが、旅行代金を支払う場合には10万円超でもチャージすることができる。
入会して3か月以内に1万円をチャージすると、500円分のポイントが付与されるため筆者は入会した。au WALLETプリペイドカードと同様に、誕生日月ならば、ライフカードでチャージをすると、合わせて3.0%のポイントを獲得することができる。
明細については買い物をすると、登録したメールに履歴が届く。それ以外にも旅プリカのお客様ページにおいても明細を確認することができ、PDFで明細をダウンロードできる。ただし、明細は16日からはじまり15日が1か月となっているので、注意が必要だ。
旅プリカをおトクに利用できる場所(特約店)は少しずつ増えている。特約店で利用した場合、ポイントを獲得することができる。
貯めたポイントを利用できる場所はJTBのwebから申し込んだ一部の旅行であり、貯めたポイントを使えるポイント数も100(webからの申し込み)または1,000(実店舗)ポイント以上となっている。
以上のことから、現時点では貯めたポイントを利用することができる場所や利便性が低い部分が若干あるのが残念であり、今後に期待である。
LINE Payカード
「やっぱり便利!LINE Payカードを使って2か月目の感想 LINE Payカードには○○機能が無いのが残念!」で紹介したように、LINE Payカードは利用した際に、100円ごとに2ポイントが貯まる。それ以外にも、ファミマTカードでチャージをすると、最大で1%のポイントを獲得することができる。つまり最大で3%のポイントを獲得することができる。
貯めたポイントはau WALLETプリペイドカード、旅プリカと違い、nanacoポイント、Pontaポイント、Amazonギフト券等の他のポイントに交換できたり、LINE Payカードにチャージして再び買い物に利用することができる。
明細については、スマホのラインでのみしか見れないのが玉に瑕である。
以上、今回はau WALLETプリペイドカード、旅プリカ、LINE Payカード磁気ストライプ型電子マネー比較をした。
au WALLETプリペイドカード | 旅プリカ | LINE Payカード | |
明細 | CSVでダウンロード アプリ、HPからも確認可能 |
PDFでダウンロード HPからも確認可能 メールに決済履歴が届く |
LINEのみで確認 |
還元率(単体) | 0.5% | 0.5% | 2.0% |
還元率(合計) ※最大 |
3.0% | 3.0% | 3.0% |
磁気ストライプ型の電子マネーは使える金額があらかじめ決まっているため、クレジットカードを使う際に懸念点になっている使いすぎを防ぐことができるだけでなく、支払いまたはチャージの都度ポイントも多く獲得できるので、大変おトクである。
クレジットカードでの使いすぎ等クレジットカードを使うことに抵抗があったり、心配な点がある人にとって、より現金払いに近く、ポイントを獲得することができる点でメリットがあるこれらの電子マネーを使って普段からポイントを貯めることを検討することもオススメしたい。