2016年9月21日(水)よりLINEモバイルが本格開始した。LINEの通信をカウントしない「LINEフリープラン」の場合は1GBまでのデータ通信で月額500円(税抜)となっている。
LINEに加え、TwitterやFacebookの通信量をカウントしない「コミュニケーションプラン」であれば3GBで月額1,110円(税抜)だ。
楽天モバイルの場合、データSIMのベーシックプランで月額525円(税抜)、3.1GBプランのSMSなしの場合は月額900円(税抜)となる。さらに、楽天モバイルは、楽天スーパーポイントを楽天モバイルの通信費に充当できるサービスが追加されている。
楽天カードで楽天市場を利用するなどで、毎月1,000楽天スーパーポイント程度は貯まっている人も多いだろう。通信費に自動的に充当できれば、実質スマホを無料で利用できることになる。
では、LINEモバイルはどうだろうか? 現時点でLINEポイントをLINEモバイルの通信費に充当できるサービスはない。しかし、LINE Payカードを使うと、LINEポイントでLINEモバイルの通信費を支払うことも可能になる。
まず、LINE Payカードを申込む。LINE PayカードはJCB加盟店で利用すると100円につき2 LINEポイントを獲得できるプリペイドカードとなる。銀行やコンビニなどでチャージしてから利用しよう。
次に、LINEポイントはLINE Pay残高に再度チャージすることが可能だ。1,000 LINEポイントは1,000円分としてLINE Payアカウント残高にチャージできる。
このLINE Pay残高をLINEモバイルの支払い方法に設定すれば、実質ポイントでLINEモバイルの支払いが可能になるはずだ。
しかし、LINEモバイルの支払い方法の「LINE Pay」をよく見ると、「この加盟店では、LINE Payアカウントの残高による決済ができません」と表示がある。つまり、LINE Payに紐付いたクレジットカードからの支払いのみということだ(写真ではLINE Payの残高から引き落としではなく、ダイナースクラブカードからの引き落としとなる)。
では、LINEモバイルの支払いにLINE Payを使えないのかというとそうでもない。クレジットカード払いとして「LINE Payカード」を登録するのだ。「クレジットカード」には「Vプリカなどプリペイドカード(月次決済ができないもの)はご利用いただけません」とあるが、LINE Payカードは利用可能だ。
従って、LINEモバイルの支払いにLINE Payカードを登録しておき、LINE Payカードをメインカードとして利用。貯まったLINEポイントをLINE Pay残高にチャージすれば、ポイントでLINEモバイルのスマホ代を支払うことも可能となる。
具体的には、LINEモバイルの「マイページ」にログインする。左メニューの「支払い方法」をクリックし、「変更」ボタンをクリック。
「支払い方法選択」で「クレジットカード」を選択し、「確認」ボタンをクリック。
「クレジットで支払い」ページでは、LINE Payカードを見ながら、カード名義に「LINE MEMBERS」、カード番号、有効期限、セキュリティコードを入力し「登録する」ボタンをクリック。
最後に「次へ」ボタンをクリックすると、LINE Payカード、つまりLINE Pay残高からLINEモバイルの料金を支払うことが可能となる。
LINEポイントが1,000ポイント貯まったら、LINEポイントの「使う」から「LINE Pay」を選択してポイント交換しておこう。