先日、LINEモバイルが本格的にスタートした。筆者はポイントの貯まるケータイ端末も契約することにしているため、今回はドコモ、楽天モバイル、LINEモバイルでスピードテストをしてみることにした。
スピードテストは「ドコモスピードテスト」を利用。全てWi-Fiを切り、起動しているアプリケーションは終了後に「ドコモスピードテスト」アプリを起動。2016年9月23日(金) 8:40頃に確認した。
3回計測した結果は以下の通りだ。数字は全てMpbsとなる。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |||||
下り | 上り | 下り | 上り | 下り | 上り | 下り | 上り | |
ドコモ | 81.41 | 4.92 | 78.56 | 5.37 | 82.26 | 6.02 | 80.74 | 5.44 |
楽天モバイル | 1.50 | 1.55 | 10.11 | 2.69 | 10.12 | 2.69 | 7.24 | 2.31 |
LINEモバイル | 36.44 | 6.88 | 42.34 | 9.95 | 42.54 | 10.38 | 40.44 | 9.07 |
ドコモスピードテストでは、エリアの平均値も表示されており、下り31.16Mbps、上り9.40Mbpsとなっている。
下りはドコモが圧倒的に早いが、LINEモバイルもエリアの平均を上回っている。上りについては、ドコモは平均を下回っているが、LINEモバイルは平均に近い。
楽天モバイルの下りは非常に悪い数値が出ている。これは、利用者が増え、通勤時間に近い時間帯での計測となったために、速度低下となっているのだろう。
LINEモバイルは、現時点で契約者も多くないため、快適な利用が可能だが、利用者が増えたときには、この速度を保てるわけではない。場合によっては、楽天モバイルと同等まで速度低下する可能性もあるということだ。
朝・昼に、通信速度が必要なコンテンツを表示したいという場合は、やはり大手3キャリアを利用したほうが良いのではないだろうか。メール、LINEやFacebook、Twitter、ニュースアプリ程度の利用では、格安スマホを利用しても問題ないだろう。筆者もLINEモバイル、楽天モバイルを使っているが、不満を感じたことは一度もない。
格安スマホは大手通信会社よりも大幅に通信料を安くすることができ、楽天モバイルの場合は1%の楽天スーパーポイントを、LINEモバイルの場合は1%のLINEポイントを獲得できる。