楽天証券で「投信残高ポイントプログラム」が開始し、ポイントがいつから確認できるかなどを調べていた。
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楽天証券、「投信残高ポイントプログラム」対象ファンドの信託報酬を引き下げ ポイント付与率も引き下げに
楽天証券は、2023年12月1日(金)より、「投信残高ポイントプログラム」対象ファンドの信託報酬を引き下げる。 10月27日(金)より、対象の投資信託の残高に応じてポイントがたまる「投信残高ポイントプ ...
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楽天ポイントの獲得履歴を確認していると、2023年12月2日(土)に楽天証券で4ポイントの獲得があり、既に「投信残高ポイントプログラム」による楽天ポイントの付与が始まっているのかと考えた。
しかし、楽天証券で「投信残高ポイントプログラム」の積み立て投資が始まったのは2023年12月からとなっているはず。
実際のポイント付与は「毎月の月間平均保有金額に対して翌々月末にポイント付与」とあるため、2023年12月の平均残高に対して2024年2月末ごろにポイントが付与されるはずだ。
では、この4ポイントは何なのか。
楽天証券では、2022年4月以降ハッピープログラムによるポイント付与ルールが変わっており、残高に応じたポイント付与は終了している。月末時点での残高がある一定数に達した場合にポイントが付与されるが、最低10ポイントからとなっているため、4ポイントはハッピープログラムのポイントではない。
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楽天証券、2022年4月以降の投資信託残高で付与される楽天ポイントのルール変更
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では、楽天証券で同じように獲得していた楽天ポイントが過去にあったのかを調べると、12月2日(土)の他に11月2日(木)に4ポイント付与されていた。しかし、それ以前はない。11月以降と考えると、10月に変更した「ゼロコース」の影響だろうか。
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楽天証券で国内株式の取引手数料「ゼロコース」に変更してみた!
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ゼロコースにした事で何か変わった事があったのか。いろいろ調べてみたところ「各種手数料でためる」が影響していたようだ。
各種手数料の1%分が楽天ポイントとして還元され、その1つに「金・銀・プラチナ取引」がある。ゼロコースの場合は、金・銀・プラチナの手数料に対して1%の楽天ポイントを獲得できる。
筆者は3万円の積み立てをしており、1.65%の手数料が発生。495円の手数料がかかっており、この1%分が4ポイントという事だろう。
では、なぜ10月以前はなぜ4ポイントが付与されていなかったのか。10月以前の条件も確認したのだが「金・プラチナ取引」は楽天ポイントの還元対象だ。
しばらくの間気がつかなかったのだが、各種手数料でためるポイントは「超割コース」のみの条件付きだった。
ゼロコースがスタートしてから、超割コース以外にも対象が広がり、ゼロコース・いちにち定額コース(ゼロコース前に設定していたコース)でも金・銀・プラチナの手数料で1%の楽天ポイントを獲得できるようになったようだ。
普通に考えるとゼロコースの誕生で収益が減るため、ポイント付与の対象を広げることはないと思っていたが、意外なところでポイント獲得となっていた。
楽天証券では金・プラチナ・銀の積立時にも楽天カードで0.5%の楽天ポイントを獲得でき、さらに手数料の1%分の楽天ポイントを獲得できておトクだろう。