ワンダーレジを使ってみた!
JCBは、2019年4月よりサインポスト社が開発したAI搭載レジ「ワンダーレジ」を高田馬場オフィスに本格導入した。端末に商品を並べると商品が画像認識され、QUICPayで決済できると言う仕組みだ。
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JCB、人工知能搭載レジの本格導入を開始
JCBは、2019年4月よりサインポストが開発した人工知能搭載レジ「Wonder Register(ワンダーレジ)」をJCB高田馬場オフィスで本格導入した。 2018年9月28日(金)~2019年3月 ...
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このワンダーレジは浜松町の世界貿易センタービルディングにある生活彩家でも設置されている。今回は、山手線を利用する機会があったので、途中下車してワンダーレジを使ってみることにした。
世界貿易センタービルディングは浜松町駅と直結となる。駅を出て、世界貿易センタービルの地下1階で生活彩家を探す。
入口付近に「無人AIレジ」とあり、下には無人AIレジの操作手順が書かれている。右横に「楽天ポイントはつきません」とあるが、生活彩家では楽天ポイントカードを提示すると100円(税込)につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる。しかし、無人AIレジを使う場合はカードを読み込ませることができないため、楽天スーパーポイントを貯めることはできないと言う事だ。
今回の目的はあくまでもワンダーレジで商品を買うこととなるため、店内の商品を選び買ってみることにした。
選んだ商品は缶コーヒー、水、塩分チャージ、果汁グミのマンゴーの4点。缶コーヒーはサイズだけでは銘柄まではわかりにくく、果汁グミは複数の味があるため、きちんと認識できるかを確認するために購入した。
商品を置いて「お会計に進む」をタップする。
1~2秒程度で画面に商品名が表示される。4個の商品名を確認すると、果汁グミのマンゴーまで正確に認識していることがわかった。
続いて、「タッチしてください」をタップし、「音がなるまでタッチ!」の箇所に交通系ICカードをかざす。今回はSuicaをかざすことにした。
「お会計が終了しました」と表示されたら、商品を袋に入れて持って帰るだけとなる。
レシートが必要ならレシートも発行することが可能だ。
今回は認識しやすいようにきれいに並べて置いたが、重なっていたりする場合はやはり認識しないこともあるようだ。なお、新聞などでもきちんと銘柄まで判断できるとのこと。
JCBに設置されているワンダーレジは、やはりQUICPayでの決済となるが、基本的にはSuica等の交通系ICカードでの決済となる。
ワンダーレジ以外の無人レジもたくさんある!
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ローソンは、2018年4月23日(月)より、東京都内の3店舗限定でスマートフォンによるセルフレジサービスを開始した。 メディア向けにローソン晴海トリトンスクエア店で店舗撮影会を実施していたので行ってみ ...
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