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定期券もカードで買うのはもちろん! ただ、買い方1つで大きく変わる!

3月と9月というと定期券を買う人も多いのではないだろうか? 筆者も定期券を3月と9月に購入をしている。私鉄やJRの定期券の買い方1つでおトクになることがある。

そこで、今回はおトクな定期券の買い方を紹介する。

料金が同じならば、定期券の区間を延長しよう!

一部の私鉄やJRについては、定期券の区間を1駅延ばしても同じ料金になることが多い。延長しても定期の料金が同じであるならば、延ばすことをオススメする。とりわけJRの場合、1駅延ばしておくことで、乗り越した場合、定期券の乗り越し区間からの最短距離での精算となるため、結果として乗り越し金額の差額を低く抑えることができる。

現に、2017年の3月下旬までは筆者の定期は上野⇔代々木としていたが、3月下旬以降は御徒町⇔代々木に変更をした。この場合でも、定期券の料金は同じであり、御徒町で乗車する場合、定期券内となるため、乗り越し料金の支払いが無くなったり、いままで乗り越し料金の差額が154円だった東京駅と両国駅の差額が133円となったりとメリットが大きい。

定期券を路線別に分ける!

一見、定期券を自宅の最寄り駅から職場の最寄り駅までを1枚にして購入したほうがいいと思うことが多いのではないだろうか? しかし、分けたほうがおトクなほうが2つの場面である。

1つ目は複数のポイントを集めることができたり、複数の定期券のキャンペーンに参加できることである。筆者の場合、西武線とJRを使っている。西武線はPASMO定期券を、JRはSuica定期券を利用している。西武線では、SEIBU PRINCE CLUBカード セゾンを使うことで、永久不滅ポイントだけではなく、プリンスポイントも貯めることができる。それ以外にも、セゾンカードで支払うことで100人に対して1万円のキャッシュバックのキャンペーンがあり、以前筆者も当選したことがある。

JRについてはビックカメラSuicaカードを使うことで、SuicaのチャージやJRの乗車券・特急券はもちろん定期券の購入もポイントが1.5倍の還元率となり、すぐに1,000円分のSuicaのポイントが貯まるために、大変おトクである。また、使いすぎの観点から、ビューカードはオートチャージをしなくても、普通のチャージだけでポイントが貯まるため、魅力的である。

2つ目は、転職する場合や職場が異動や移転した場合である。この場合、職場に対して、定期券の精算をしなくてはいけない。1枚にまとめると、一部が引き続き使う区間であっても、結果として全ての区間を一度解約し区間変更をしなくてはいけない。しかし、分けて持っておくことで、そのまま使える区間はそのまま使うことができるので、分けて持つことも1つの案としてはよいのではないかと思っている。

実際に、筆者も7月に転職をした。西武線の区間については、そのまま現在も使い続け、JR区間については前職と同じ沿線であるが、職場が前職よりも少し遠くなったので、一度解約し、10日単位の区間変更をした。

今回は西武線とJRと区間がそのままであったから、区間変更で済んだ。しかし、これが1枚の定期を持っていて、西武線とJRから西武線と地下鉄、西武線と東武線になった場合には、一度自分が持っている定期券を買った鉄道会社ですべて解約をした上で、新たに購入をしなくてはいけない。その場合、区間変更ではないため、1か月単位での精算となり、1か月の応当日までの日数が多い場合には損をするケースが発生する。


以上の事から、定期券も買い方1つで大きな差が出る。ポイントの面以外にも区間を延ばしたり、自分の状況に応じて定期券の買い方を2つに分けたりとすることでおトクになることがあるので、是非この機会に色々考え購入してほしいと思う。

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kagayakuko

小学生のころからポイントを収集。当時集めていたポイント…サンリオショップ(4店舗)、マクドナルド(4店舗) 高校生になってからはクラブ・オンカード、大学生になってからは小田急百貨店、京王百貨店、メトロポリタンプラザ(現:ルミネ池袋)、ビックカメラ、さくらや、マツモトキヨシの現金専用のポイントカードを所有。 2005年から2010年までの間に在籍していた大手クレジットカード会社の子会社(グループ再編により現在は閉鎖)にて、クレジットカードを所有しはじめ、クレジットカードのポイントやポイントサイトのポイントも収集するようになる。 社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー(2級、AFP)、日商簿記2級、ビジネス実務法務検定2級等多数の資格を所有。

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