楽天証券では、2023年10月27日(金)より、保有している投資信託の残高に応じてポイントがたまるサービス「投信残高ポイントプログラム」を開始した。
同日より取り扱いを開始した「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」のみが対象となり、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」の場合は年率0.0175%、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の場合は年率0.0341%のポイントがたまる。
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楽天証券、投資信託の残高に応じて楽天ポイントまたは楽天証券ポイントがたまるプログラムを開始 対象投信は2本から
楽天証券では、2023年10月27日(金)より、対象の投資信託の残高に応じてポイントがたまる「投信残高ポイントプログラム」を開始した。 「投信残高ポイントプログラム」は対象の投資信託の残高に応じて毎月 ...
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「(月間平均保有金額×ポイント還元率)÷365日×月間日数」で計算(小数点以下切り捨て)し、各ファンド合計分のポイントを獲得できる。
例えば、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」をそれぞれ100万円保有していた場合、30日分で計算すると、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」は14.38≒14ポイント、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」は28.03≒28ポイントで合計42ポイントの獲得となる。
信託報酬も楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドは0.05775%、楽天・S&P500インデックス・ファンドは0.09372%と低く設定されており、さらにポイントを獲得できるメリットがある。
SBI証券で同等のファンドで投信マイレージの率を確認すると「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が年率0.0175%、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が年率0.0326%となり、信託報酬がそれぞれ0.05775%、0.09372%だ。
なお、SBIアセットマネジメントの似たようなファンドであるSBI・全世界株式インデックス・ファンドの信託報酬は0.1102%、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの信託報酬は0.0938%で、投信マイレージはどちらも年率0.022%だ。
■全世界インデックス・ファンド
ファンド名 | 信託報酬 | ポイント付与率 |
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.05775% | 0.0175% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 0.05775% | 0.0175% |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 0.11020% | 0.0220% |
■米国(S&P500)インデックス・ファンド
ファンド名 | 信託報酬 | ポイント付与率 |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.09372% | 0.0341% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.09372% | 0.0326% |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.09380% | 0.0220% |
これらを全世界インデックス・ファンドは、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドはポイント付与率も含めて同等、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天・S&P500インデックス・ファンドでは、信託報酬は同じだが、ポイント付与率は楽天証券の方が若干良い。
せっかくなので、楽天カードによる投信積み立てと楽天キャッシュによる投信積み立ての銘柄を楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドと楽天・S&P500インデックス・ファンドに変更することに。
なお、楽天証券には資産形成ポイントやハッピープログラムの投資信託に関するポイントもあるが、「投信残高ポイントプログラム」の対象ファンドはこれらのポイントプログラムの対象外となる。
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楽天証券、2022年4月以降の投資信託残高で付与される楽天ポイントのルール変更
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初回の積み立て実施は2023年12月となるため、2024年以降に「投信残高ポイントプログラム」で獲得した楽天ポイントを紹介したい。