税金でのポイント還元率が改悪続出! ラグジュアリーカードもセゾンカードも改悪に!

クレジットカード特集 コラム

税金でのポイント還元率が改悪続出! ラグジュアリーカードもセゾンカードも改悪に!

税金の支払時にポイント還元率を下げるカードが増えてきている。以前はアメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカード、楽天カード程度だったが、TS CUBIC CARDやレクサスカードなども還元率が下がっている。

楽天カードに続きトヨタファイナンスも電気・ガス・水道・税金の還元率をダウン! 電気・ガスなどをTS CUBIC CARDやレクサスカードで支払っている人は気をつけて!
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永久不滅ポイントやSAISON MILE CLUB、2024年1月11日より国税などでの還元率を変更
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ラグジュアリーカード、税金決済時のポイント付与方法を変更
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■ダイナースクラブカード

通常 税金等
ダイナースクラブカード 100円につき1ポイント 200円につき1ポイント
ダイナースクラブ プレミアムカード 100円につき1.5ポイント
(海外は100円につき2ポイント)

■アメリカン・エキスプレス・カード(提携カードは2024年以降)

通常 税金等
300万円以内の利用 300万円を超える利用
アメリカン・エキスプレス・カード等 100円につき1ポイント 200円につき1ポイント
ヒルトン・オナーズ アメックス 100円につき2ポイント
(ヒルトンは3ポイント)
200円につき2ポイント
ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム 100円につき3ポイント
(ヒルトンは7ポイント)
200円につき3ポイント
ANAアメックス等 100円につき1ポイント 200円につき1ポイント
デルタ スカイマイル アメックス等 100円につき1マイル 200円につき1マイル
Marriott Bonvoy アメックス 100円につき2ポイント
(Marriott Bonvoy参加ホテルは4ポイント)
200円につき2ポイント
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム 100円につき3ポイント
(Marriott Bonvoy参加ホテルは6ポイント)
200円につき3ポイント

■タカシマヤプラチナデビットカード(デビットカード)

通常 税金等
タカシマヤプラチナデビットカード 100円につき2ポイント 100円につき1ポイント
(+1%のボーナスポイントも対象外)

■楽天カード

通常 税金等
楽天カード 100円につき1ポイント 500円につき1ポイント

■TS CUBIC CARD、レクサスカード

通常 税金等
TS CUBIC CARD
レクサスカード
1,000円につき10ポイント 1,000円につき5ポイント

■アプラス(2023年11月以降)

通常 税金等
APLUS CARD with等 200円につき1ポイント等

■セゾンカード・UCカード(2024年1月以降)

通常 税金等
セゾンカード
UCカード(永久不滅ポイント)
1,000円につき1ポイント 2,000円につき1ポイント
セゾンカード
UCカード(SAISON MILE CLUB)
1,000円につき10マイル
(アメックスは+2,000円につき1ポイント)
2,000円につき10マイル

■ラグジュアリーカード(2024年4月以降)

通常 税金等
チタン 1.0% 0.5%+税金以外で3倍の利用がある場合は+0.5%
ブラック 1.25% 0.625%+税金以外で3倍の利用がある場合は+0.625%
ゴールド 1.5% 0.75%+税金以外で3倍の利用がある場合は+0.75%
ブラックダイヤモンド 2.0% 1.0%+税金以外で3倍の利用がある場合は+1.0%

税金などで還元率が下がる理由は、以前紹介したことがあるが、手数料の問題で逆ざやになってしまう。

なぜ公共料金や税金の支払いのみ、ポイント還元率を下げるクレジットカード会社があるの?
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楽天カードは2021年6月以降、公共料金や税金などの支払時に楽天カードを利用した時に1%のポイントを0.2%に下げると発表した。 この公共料金や税金でのポイント付与率を下げるカードは珍しくなく、アメリ ...

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ダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・カードなどは一律の上限を設けておらず、高額決済で使われる事が多かったため、最初から公共料金などでは還元率を下げていたはずだ。

以前はそれほど税金のクレジットカード払いが多くなく、カード会社も気にする必要はなかったが、国税のクレジットカード払いが開始となり、徐々にクレジットカードでの税金支払いが増えてきたのだろう。

今後も、還元率の高いカードで税金を支払う場合は、ポイント対象外の支払い方法に「税金」が入っていないことを確認した方が良い。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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