税金の支払時にポイント還元率を下げるカードが増えてきている。以前はアメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカード、楽天カード程度だったが、TS CUBIC CARDやレクサスカードなども還元率が下がっている。
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楽天カードに続きトヨタファイナンスも電気・ガス・水道・税金の還元率をダウン! 電気・ガスなどをTS CUBIC CARDやレクサスカードで支払っている人は気をつけて!
TS CUBIC CARDやレクサスカードでは、2023年4月より、電気・ガス・水道・税金・公金の支払いでのポイント付与率を変更する。 現在は、電気・ガス・水道・税金・公金の支払時にポイントプラスのポ ...
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永久不滅ポイントやSAISON MILE CLUB、2024年1月11日より国税などでの還元率を変更
セゾンカードでは、2024年1月11日(木)より、国税などでの永久不滅ポイントやSAISON MILE CLUBの還元率を変更する。 2024年1月11日(木)以降、国税や都道府県・市町村取り扱いの各 ...
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ラグジュアリーカード、税金決済時のポイント付与方法を変更
ラグジュアリーカードでは、2023年11月6日(月)より、税金決済時のポイント付与方法を変更する。 自動車税、固定資産税、法人税、ふるさと納税などの税金や特許申請料、国民年金保険料、国民健康保険料など ...
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■ダイナースクラブカード
通常 | 税金等 | |
ダイナースクラブカード | 100円につき1ポイント | 200円につき1ポイント |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 100円につき1.5ポイント (海外は100円につき2ポイント) |
■アメリカン・エキスプレス・カード(提携カードは2024年以降)
通常 | 税金等 | ||
300万円以内の利用 | 300万円を超える利用 | ||
アメリカン・エキスプレス・カード等 | 100円につき1ポイント | 200円につき1ポイント | |
ヒルトン・オナーズ アメックス | 100円につき2ポイント (ヒルトンは3ポイント) |
200円につき2ポイント | ─ |
ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム | 100円につき3ポイント (ヒルトンは7ポイント) |
200円につき3ポイント | |
ANAアメックス等 | 100円につき1ポイント | 200円につき1ポイント | |
デルタ スカイマイル アメックス等 | 100円につき1マイル | 200円につき1マイル | |
Marriott Bonvoy アメックス | 100円につき2ポイント (Marriott Bonvoy参加ホテルは4ポイント) |
200円につき2ポイント | |
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム | 100円につき3ポイント (Marriott Bonvoy参加ホテルは6ポイント) |
200円につき3ポイント |
■タカシマヤプラチナデビットカード(デビットカード)
通常 | 税金等 | |
タカシマヤプラチナデビットカード | 100円につき2ポイント | 100円につき1ポイント (+1%のボーナスポイントも対象外) |
■楽天カード
通常 | 税金等 | |
楽天カード | 100円につき1ポイント | 500円につき1ポイント |
■TS CUBIC CARD、レクサスカード
通常 | 税金等 | |
TS CUBIC CARD レクサスカード |
1,000円につき10ポイント | 1,000円につき5ポイント |
■アプラス(2023年11月以降)
通常 | 税金等 | |
APLUS CARD with等 | 200円につき1ポイント等 | ─ |
■セゾンカード・UCカード(2024年1月以降)
通常 | 税金等 | |
セゾンカード UCカード(永久不滅ポイント) |
1,000円につき1ポイント | 2,000円につき1ポイント |
セゾンカード UCカード(SAISON MILE CLUB) |
1,000円につき10マイル (アメックスは+2,000円につき1ポイント) |
2,000円につき10マイル |
■ラグジュアリーカード(2024年4月以降)
通常 | 税金等 | |
チタン | 1.0% | 0.5%+税金以外で3倍の利用がある場合は+0.5% |
ブラック | 1.25% | 0.625%+税金以外で3倍の利用がある場合は+0.625% |
ゴールド | 1.5% | 0.75%+税金以外で3倍の利用がある場合は+0.75% |
ブラックダイヤモンド | 2.0% | 1.0%+税金以外で3倍の利用がある場合は+1.0% |
税金などで還元率が下がる理由は、以前紹介したことがあるが、手数料の問題で逆ざやになってしまう。
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なぜ楽天カードは公共料金などのポイント還元率を下げたの? 公共料金や税金などでポイント還元率を下げる理由とは?
楽天カードは2021年6月以降、公共料金や税金などの支払時に楽天カードを利用した時に1%のポイントを0.2%に下げると発表した。 この公共料金や税金でのポイント付与率を下げるカードは珍しくなく、アメリ ...
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ダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・カードなどは一律の上限を設けておらず、高額決済で使われる事が多かったため、最初から公共料金などでは還元率を下げていたはずだ。
以前はそれほど税金のクレジットカード払いが多くなく、カード会社も気にする必要はなかったが、国税のクレジットカード払いが開始となり、徐々にクレジットカードでの税金支払いが増えてきたのだろう。
今後も、還元率の高いカードで税金を支払う場合は、ポイント対象外の支払い方法に「税金」が入っていないことを確認した方が良い。