2023年6月27日(火)より、Apple PayのICOCA(モバイルICOCA)が開始した。早速、保有していたICOCAのカードを取り込み、J-WESTカードでチャージ。
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Apple PayにICOCAを登録! J-WESTカードでチャージしてみた! モバイルSuicaに対抗できる?
先日Apple PayのICOCA(モバイルICOCA)のサービスが開始した。 筆者は「ICOCAポイント」が開始したタイミングで、ICOCAを入手済みのため、このICOCAをApple Payに取り ...
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早速、Apple PayのICOCAで東急線を乗車してみることに。
当然、改札が閉まることもなく乗車できた。
エクスプレスカードに設定しておけば、わざわざTouch IDやFace IDで認証する必要もない。
筆者は通常Apple PayのSuica(モバイルSuica)を利用している。ビューカードでチャージし、1.5%のJRE POINTの獲得だ。
Apple PayのICOCAでは、J-WESTカードからチャージすると、現在は3倍のポイントをためられる。J-WESTカードの場合は通常1,000円(税込み)につき5ポイントのため、ICOCAチャージの場合は15ポイント、J-WESTゴールドカードは通常1,000円につき10ポイントのため、ICOCAチャージの場合は30ポイントとなる。
J-WESTカードでたまるポイントはWESTERポイントとなり、1ポイント=1円相当。つまり、ICOCAチャージの場合はJ-WESTカードで1.5%還元、J-WESTゴールドカードで3.0%と高還元だ。
全国相互利用サービスでICOCA、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、PiTaPa、はやかけん、nimoca、SUGOCAのエリアで乗降車でき、電子マネーとの利用についてはICOCA、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、はやかけん、nimoca、SUGOCAが使える店舗で決済できる(PiTaPa以外)。
関西圏以外でもモバイルICOCAを利用すれば普通に生活できそうだ。
さらに、J-WESTゴールドカードの場合はチャージで3%還元となるため、日常の買い物で3%還元と考える事もできる。コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどでも利用できるため、ICOCAを使って生活すると、多くの店舗で3%還元で利用可能だ。
一方、ビューゴールドプラスカードでモバイルSuicaでチャージしても1.5%還元となるため、還元率で考えるとJ-WESTゴールドカードの方が上回る。
Apple PayのICOCAで問題があるとすれば、オートチャージができない事だろう。FAQをみても、チャージ方法は「登録したJ-WESTカードでチャージ」「Apple Payでチャージ」「現金チャージ」「WESTERポイント(チャージ専用)でチャージ」となっており、オートチャージ設定がない。残高不足になる前に手動でアプリからチャージが必要だ。
ただし、Suicaのオートチャージも東日本のエリアに限られるため、西日本などのエリアで使う場合は手動のチャージが基本となる。
手動でチャージするのであればモバイルICOCAでも問題はない。
もう一点、気になるのは新幹線や特急などでの優遇だ。えきねっと+ビューカードとe5489+J-WESTカードでどちらがどのくらいおトクになるのか。筆者はこれまでe5489を利用していなかったため、次回はそれぞれの優遇について詳しく確認したい。