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対象レストランで2名のコース料理を注文すると1名分が無料になるサービスを比較してみた

年会費が高額なゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードには、特定のレストランでコース料理を2名以上で注文すると1名分が無料となるサービスがある。

ダイナースクラブのエグゼクティブダイニングやJCBのグルメ・ベネフィット、招待日和など、様々なサービスがあるが、仕組みはほとんど同じとなる。

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1万円以上のコース料理が1名分無料となるため、割引率は非常に高い。今回は、それぞれの特典で利用できる店舗を調査してみたので紹介したい。

まず、それぞれの都道府県毎のレストラン数を調べてみた。

エグゼクティブダイニング プレミアム エグゼクティブダイニング グルメ・ベネフィット 招待日和 グルメクーポン
ダイナースクラブカード、SuMi TRUST CLUBプラチナカードなど ダイナースクラブ プレミアムカードなど JCBザ・クラス、JCBプラチナなど プラチナ・カード、ラグジュアリーカード、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなど 三井住友プラチナカード、セディナ プラチナカードなど
北海道 北海道 16 20 6 16 3
東北 青森県 0 0 1 0 0
岩手県 0 0 0 0 0
宮城県 1 6 0 6 0
秋田県 0 0 0 0 0
山形県 0 0 0 0 0
福島県 1 1 0 0 0
東京 東京都 119 164 29 101 43
関東(東京以外) 茨城県 3 3 3 0 0
栃木県 2 2 1 0 0
群馬県 0 0 0 0 0
埼玉県 1 3 2 1 1
千葉県 1 1 1 1 0
神奈川県 11 17 7 8 3
甲信越 新潟県 0 0 0 0 0
山梨県 1 1 1 0 0
長野県 1 1 1 0 0
北陸 富山県 1 1 1 0 0
石川県 5 5 0 3 0
福井県 2 2 1 0 0
東海 岐阜県 4 4 4 4 0
静岡県 5 6 2 3 0
愛知県 25 30 8 22 12
三重県 0 0 1 0 0
大阪 大阪府 22 34 15 18 22
近畿(大阪以外) 滋賀県 2 2 1 0 0
京都府 13 18 5 15 3
兵庫県 11 12 6 6 2
奈良県 0 1 1 0 0
和歌山県 2 2 0 0 0
中国 鳥取県 0 0 0 0 0
島根県 1 1 1 1 0
岡山県 2 2 2 1 0
広島県 7 7 4 3 0
山口県 3 3 4 0 0
四国 徳島県 0 0 1 0 0
香川県 1 1 1 0 0
愛媛県 4 4 1 0 0
高知県 3 5 1 4 0
九州 福岡県 32 37 9 30 15
佐賀県 0 0 0 0 0
長崎県 1 1 1 0 0
熊本県 1 1 3 0 0
大分県 1 1 1 0 0
宮崎県 0 0 3 0 0
鹿児島県 5 5 4 0 0
沖縄 沖縄県 0 0 0 0 0
合計 310 404 133 243 104

表を見てもわかる用に、ダイナースクラブのエグゼクティブダイニングが圧倒的にレストランが多い事がわかる。プレミアム エグゼクティブダイニングは、通常のエグゼクティブダイニングに加え、プレミアムカード会員限定を合わせた数となる。

断トツでエグゼクティブダイニングの対象レストランが多いのだが、3月31日でサービスを終了する店舗も多くある。ただし、他のサービスでもレストランの入れ替えがあるかもしれないため、現時点ではエグゼクティブダイニングの圧勝だ。

続いて多いのが招待日和、その次がJCBのグルメ・ベネフィット、最後に三井住友プラチナカードなどのグルメクーポンとなる。JCBのグルメ・ベネフィットは他のサービスで対象外のエリアが対象になっている場合があるのが特徴的だ。

なお、これらのサービスを利用する場合は、基本的に年会費が2万円以上もするカードが対象となるが、唯一3,000円(税抜)の年会費で招待日和を利用できるカードがある。「SuMi TRUST CLUB リワードカード」となり、Mastercardの「Taste of Premium」を利用できる。Taste of PremiumにはTASTE OF PREMIUM ダイニング BY 招待日和があり、招待日和のサービスの利用が可能だ。年に1回でもこの特典を利用すれば、簡単に年会費の元が取れてしまう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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