クレジットカードやポイントのコラムにおいて逆説的であるが、本当にクレジットカードはおトクなのだろうか? 筆者は普段からクレジットカードを使っているが、クレジットカードよりもおトクになる方法もあると考えている。
そこで、今回はクレジットカードよりもおトクになる方法と活用方法を紹介する。
クレジットカードよりもおトクになる方法とは?
クレジットカードよりもおトクになる方法としては、大きく分けて2つある。1つは金券ショップで金券類を購入する方法、もう1つは株主優待を利用する方法である。
これらがクレジットカードよりもおトクな活用方法について以下で触れる。
金券ショップの活用方法とは…?
筆者が金券ショップを使う場面としては、クレジットカードの還元率よりも高い時である。筆者がいままでよく購入する金券類としては、切符、全国共通お食事券ジェフグルメカード、商品券、全国百貨店共通商品券、図書カードがある。
切符についてはとりわけ東京メトロの土休券については正規の切符の料金よりも30円引きで金券ショップで購入することができる。その他の切符であっても正規料金よりも最低でも10円引きで購入できる。Suicaでチャージをした場合は1000円につき1.5%の15円であるため、比較すると大変おトクである。
全国共通お食事券ジェフグルメカードについては金券ショップで1枚当たり正規料金である500円の4%引きの480円で購入することができる。現時点での最高の還元率である誕生日月のライフカード(2.5%還元)やLINE Payカード(還元率2%)と比べても大きい。
信販系の商品券についてはかつてはLINE Payカードと同じ2%引きの値段で金券ショップにおいて購入することができた。しかし、最近は1.5%引きの値段での購入が相場となっており、お釣りも出ないので、最近は購入することは少ない。
全国百貨店共通商品券についてもかつては1.5%引きの値段で金券ショップで購入することができたが、最近では0.5%?1.0%引きの値段が相場となっている。全国百貨店共通商品券は百貨店でしか使えないが、お釣りが出るので、おトクである。
図書カードについては3%引きの値段で金券ショップで購入することができる。図書カードについても誕生日月のライフカード(2.5%還元)やLINE Payカード(還元率2%)よりも還元率が大きいので、金券ショップで購入することがおトクであると言える。
金券名 | 割引率等 |
切符 | 10?30円引き |
全国共通お食事券ジェフグルメカード | 4% |
商品券 | 最大で1.5%ぐらい |
全国百貨店共通商品券 | 0.5%?1% |
図書カード | 3% |
3.株主優待の活用方法とは…?
株を保有していると、中には株主優待としてQUOカードや商品券を支給する企業も数多くある。その中でとりわけ、QUOカードは飲食やコンビニ、書籍の購入など幅広く利用できて大変便利である。QUOカードが優待として支給される株については5万円未満でも購入できる企業も数多くある。
また、マイナス金利が導入されて、銀行預金の利子がさらに低くなり、100万円を普通預金に預けても8円しか利息がつかない。この状態で、物の物価が上昇しても、現時点の利息では明らかに預金の価値が目減りしてしまう。
しかし、株を購入することで、株が購入時よりも値下がりすることもあるが、銀行預金よりも高い配当金やQUOカードが支給されるので、魅力的であると言うことができる。
今回はクレジットカードと金券ショップや株主優待を還元率や割引率を考えておトクに使いわけることを紹介した。使い分けることで最終的な支払=キャッシュの出を少なくすることができるので、使い分けることは重要であると考えている。