2017年7月4日(火)より、au WALLETプリペイドカードがApple Payに対応した。QUICPay+でのプリペイド対応は初となる。
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au WALLETプリペイドカードがApple Payに対応 ポイント10倍キャンペーンも
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この、au WALLETプリペイドカードをQUICPay+で利用するときには若干注意が必要となる。
理由はQUICPay+の仕様による影響だ。
QUICPayとQUICPay+は別の商品となり、Apple Payに登録したau WALLETプリペイドカードを見ると「QUICPay+」のロゴになっている。
一方、他のクレジットカードの場合、「QUICPay」のロゴとなる。上の写真と下の写真のロゴを見比べるとわかるだろう。
このロゴが紛らわしいのだが、Apple PayにはQUICPay+が搭載されている。
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QUICPayとQUICPay+の大きな違いは2万円上限があるかないかだ。QUICPayは1回の決済が2万円を超える場合は決済できない。しかし、QUICPay+は2万円を超える決済も可能だ。
例えば、ビックカメラでApple PayのQUICPayを利用した場合、QUICPayの2万円以上の買い物が可能となる。Apple PayはQUICPay+が搭載されており、ビックカメラはQUICPay+に対応しているからだ。
また、従来まではQUICPay+に対応していない自動販売機でも、Apple Payで支払うことは可能だった。つまり、Apple Payの場合は、QUICPayとQUICPay+の加盟店どちらでも利用できる。しかし、au WALLETプリペイドカードを設定したApple Payでは、QUICPay+に対応していない自販機では利用できないことになる。その他、タクシー会社などもQUICPay+に対応していない場合が多い。 (タクシー会社は2017年7月15日時点で増えており、QUICPay+マークがないタクシーでも使える場合も多いとのこと)
これは、プリペイドカードやデビットカード(今後対応予定)が紐付いているQUICPay+の場合、QUICPay+の加盟店では利用できるが、QUICPay加盟店では利用できないためだ。従って、QUICPayマークが付いているからと言って、au WALLETプリペイドカードを登録したApple Payですべて支払えるわけではないということになる。
今後、QUICPay+に移行していくことになるが、現時点ではクレジットカードを保有している場合はクレジットカードでApple Payを利用したほうが良いだろう。