前回、投資信託の月間保有残高に応じて貯まる共通ポイントの紹介をした。
-
-
投資信託の月間保有残高に応じて貯まる共通ポイントを比較! 実際の獲得ポイント数も公開!
楽天証券やSBI証券などでは、保有している投資信託残高に応じてポイントが貯まるサービスがある。 楽天証券+楽天銀行「ハッピープログラム」 楽天証券と楽天銀行を連携(マネーブリッジ)し、楽天銀行のハッピ ...
続きを見る
auカブコムの資産形成プログラムでは、2021年8月よりPontaポイントの付与対象ファンドが増えており、筆者が保有している「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」でもPontaポイントを獲得できるようになっている。
20日頃に20日頃に前月の平均残高の確認となり、月末頃にポイント付与だ。
auカブコム証券では、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)で獲得できるPontaポイントは0.005%となるため、保有残高の677,531円から計算すると、(677,531×0.005÷100)÷12=2.8 Pontaポイント≒2 Pontaポイントの獲得だ。
実際に、2021年9月末で「KDDI加盟店 auカブコムの資産形成プログラム」として2 Pontaポイントが加算されており、計算は合っているだろう。
もし、同じ金額を楽天証券で運用していた場合はどうなるのだろうか。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は楽天銀行のハッピープログラムでは10万円につき3ポイントの獲得となるため、18ポイントの獲得となる。
SBI証券の投信マイレージでは、0.0374%となるため21ポイントの獲得となり、それぞれの獲得ポイントを比較すると以下のようになる。
auカブコム証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
2ポイント | 18ポイント | 21ポイント |
auカブコム証券で獲得できるポイントが一番少ないが、auスマート・プライム(成長)などの通常銘柄の場合は逆転することもある。
auカブコムの資産形成プログラムでは、auスマート・プライム(成長)の保有で獲得できるポイントは、100万円未満の場合は0.05%だが、auの投資信託の場合はauの通信契約があると+0.10%のPontaポイントが貯まる。合計0.15%となり、SBI証券の投信マイレージ(0.10%)や楽天証券のハッピープログラム(10万円で4ポイント)よりもおトクとなるはずだ。
なお、投資信託で獲得できるポイントから投資信託を選ぶよりは、信託報酬が安くてノーロードファンドを選んだ方が、投資効率は良いと思われる。