電子マネー一体型のクレジットカードは要注意! ハサミを入れる前に電子マネーの移行を!

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電子マネー一体型のクレジットカードは要注意! ハサミを入れる前に電子マネーの移行を!

先日、楽天カードの不正利用について書いている時に、電子マネー一体型のクレジットカードは注意しようと紹介した。

過去に電子マネー一体型のクレジットカードがなぜ注意が必要かを書いていたと思ったのだが、記事が見当たらない。

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そこで、今回はなぜ電子マネーをスマホで利用した方が良いのかを紹介する。

電子マネー残高は移行されない

電子マネー一体型のクレジットカードは便利だ。電子マネー+クレジットカードの2枚を1枚にでき、カードの枚数を減らすことができる。

オートチャージなどを設定しておくと、残高不足にならずに支払う事が可能だ。

ただし、クレジットカードの更新やカードの不具合などでカードの再発行があった場合、電子マネー残高は旧カードに残ったままとなり、新カードに残高は移行されないことがほとんどだ。

更新時には、電子マネー残高は移行されておらず、使い切ってから新しいカードを利用する事が書かれた紙が同封されているのだが、気がつかずに旧カードにハサミを入れてしまう人も多い。

しかし、モバイルのアプリを使った場合、カード情報をアプリで変更するだけで残高移行は必要ない。端末の機種変更する場合は、機種変更手続を行うと旧端末から新端末に残高を移行することもできる。

念のため、Suica、PASMO、nanaco、WAON、楽天Edyでの残高移行方法を紹介する。

Suica一体型のビューカード

Suicaが搭載されたビューカードの場合、エキナカATM「VIEW ALTTE」でSuica残高の払い戻しが可能だ。払戻手数料は無料。

定期券機能付きカードの場合は、JR東日本の駅に設置されている多機能券売機で、旧カードから新カードに定期券情報とSuica残高を移行することができる。

なお、手続き前にカードにハサミを入れてしまった場合や近くにVIEW ALTTEがない場合は、ビューカードの会員事務センター宛にカードを送付すると、登録口座にSuica残高が返金される。

ハサミを入れてゴミとして処理してしまった場合は、ビューカードセンターに電話することでSuica残高の返金が可能だ。返金までには約1ヵ月かかる。

PASMO一体型クレジットカード

PASMOの更新カードに同封されている案内にも、「手持ちのカードはハサミ等で切断しないでください」と目立つ注意書きがある。

PASMO一体型は要注意

PASMO一体型は要注意

PASMOの場合は一体型、旧カードにハサミを入れてしまうと再発行の手続と同じになる。その場合、再発行手数料として520円必要だ。

更新時の手続は、新旧カードを持ち、駅・バス営業所などに行くと、PASMOの残高などが移行され、新カードのPASMOできるようになる。

WAON一体型イオンカード

イオンカードの場合、ときめきポイントやWAON POINTは自動的に新しいクレジットカードに引き継がれる。電子マネーWAONの場合は、新旧2枚のカードをWAONステーションまたはイオン銀行ATMで手続きを行うことでWAONの残高やポイントを移行する事ができる。

なお、移行前に旧カードにハサミで入れてしまった、旧カードを破棄してしまったなど、手元にない場合はイオンカードコールセンターに電話することで対応してもらえる。

nanaco一体型セブンカード・プラス

nanaco一体型のセブンカード・プラスの更新時にはnanaco番号が変わり、nanacoの残高やポイントは引き継がれない。

セブン銀行ATMで「nanaco残高の引継ぎ」操作が必要だ。なお、旧カードと新カードが必要となるため、ハサミを入れる前に引継ぎ処理を行おう。

なお、紛失した場合の再発行では、新カードにnanaco残高は引き継がれる。セブン銀行ATMなどで「残高確認」を行うと、受取が可能だ。ただし、再発行手数料が1,100円(税込)必要となる。

Edy一体型楽天カード

楽天Edy機能付きの楽天カードでは、楽天Edyアプリ、Famiポート、楽天Edyリーダー/FeliCaポート/パソリがあれば旧カードに残ったEdy残高を新カードに移行することができる。

パソリなどが自宅にある人は少ないため、Famiポートでの移行が良いかもしれない。

モバイルの場合はカード更新時も簡単移行可能

以上のように、電子マネー一体型のクレジットカードは電子マネー残高の移行が意外と難しい。従って、一体型のクレジットカードであっても、電子マネーについてはモバイルで利用し、カードを紐付けて利用する方がオススメだ。

また、アプリの場合は残高も確認ができるため、残高が足りない場合でも、スマホだけでチャージする事も可能だ。ポイントを電子マネーに交換する場合も、基本的にはアプリの操作で対応できる。

機種変更時にはアプリの操作で残高移行もできる。

ただし、盗難・紛失などの場合は、スマホでも大変さは同じだろう。

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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