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都税の固定資産税・都市計画税をLINE Payの「チャージ&ペイ」で支払ってみた! Visa LINE Payクレジットカードで直接払いの方がおトクな場合も

2020年6月5日

東京都の都税(固定資産税・都市計画税)をLINE Pay請求書支払いで支払ってみた

2020年6月1日(月)より、東京都税が「PayPay請求書払い」と「LINE Pay請求書支払い」に対応した。自動車税は既にJMB WAONで支払っていたが、新たに「固定資産税・都市計画税」の納付書が到着。

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せっかくなので、この固定資産税・都市計画税を「LINE Pay請求書支払い」で支払ってみることに。LINE Payの「請求書支払い」をタップする。「請求書支払い」の案内が表示されるため、「次へ」ボタンをタップ。バーコードリーダーで固定資産税のバーコードを読み取る。

LINE Pay請求書支払いでバーコードを読み取る

読取りが完了すると、支払い先として「東京都 都税」、金額が表示されるため「お支払い」をタップ。このときに、「金額」と「お支払い合計」を確認しよう。同じになっているため手数料は無料という事だ。

LINE Pay請求書支払いで都税の固定資産税を支払う

「お支払いが完了しました」のメッセージが表示されて支払いが完了する。

都税の支払いでも「チャージ&ペイ」の場合はLINEポイントを獲得できる!

ここで重要なのが、LINE Pay残高からの支払いではなく、Visa LINE Payクレジットカードを登録して「チャージ&ペイ」で支払う事だ。「チャージ&ペイ」は、事前チャージ不要で支払金額が後日Visa LINE Payクレジットカードで支払う事ができるサービスとなる。

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都税を「LINE Pay請求書支払い」で、Visa LINE Payクレジットカードから支払う事ができる「チャージ&ペイ」を利用すれば利用実績に応じて1~3%のLINEポイントを獲得可能だ。

分納か一括払いかを考えよう

筆者は、LINE Payをあまり使っていないため、マイランクは「レギュラー」となり、「チャージ&ペイ」の還元率は1.0%だ。

ここで、いろいろ考えることにした。固定資産税・都市計画税は、全ての金額を1回で支払う一括払いか、4回に分割して支払う分納があるが、今回は分納を選択。一括払いでも分納でも支払う金額は同じだ。

都税の固定資産税・都市計画税は一括払いと分納がある

LINEポイントクラブの還元率は、ポイント獲得数に応じて変わる仕組みとなる。過去6ヵ月間のポイント獲得料でマイランクが変わる仕組みだ。

レギュラー シルバー ゴールド プラチナ
6ヵ月間での獲得ポイント数 0~99ポイント 100~499ポイント 500~4,999ポイント 5,000ポイント~
「チャージ&ペイ」での還元率 1.0% 1.5% 2.0% 3.0%

つまり、分納すれば2期以降の支払いポイントが増える可能性がある。

納付期限
1期 2020年6月30日(火)
2期 2020年9月30日(水)
3期 2020年12月28日(月)
4期 2021年3月1日(月)

筆者の場合は、全部で20万円以上の固定資産税となるため、1期は5万円以上となる。5万円支払うと、レギュラーは1.0%のため500ポイント獲得だ。翌月のマイランクはゴールドになり、2期~4期の支払い分は2%還元となり、理論上は1,500ポイント多く獲得できる。

一括払いの場合 分納の場合
獲得できるLINEポイント 2,000ポイント 3,500ポイント

ただし、「チャージ&ペイ」でのポイント還元率が変わらない、都税の支払いでポイントが貯まらなくなる、などの条件が変わらなければの話となるため「理論上」となる。

Visa LINE Payクレジットカードで直接払いの方がおトクな場合も!

都税はオンラインでクレジットカード納付ができる。ただし、クレジットカードでの納付時には手数料が発生する。手数料は5万円の場合は手数料が401円だ。しかし、Visa LINE Payクレジットカードで税金を支払うと、3%のLINEポイントを獲得できる。

5万円納付すると1,500ポイント獲得可能だ。401円の手数料を引いても1,099円分のポイントとなる。LINE Pay請求書支払いをレギュラーの1%還元で支払っても500ポイントの獲得となるため、Visa LINE Payクレジットカードで支払った方がおトクとなる。

マイランク毎・Visa LINE Payクレジットカードでの獲得ポイント数の違い

ただし、Visa LINE Payクレジットカードで税金を支払ってポイントを獲得できるのは5万円まで。

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5万円を超えた部分には3%のLINEポイントは獲得できないので、マイランクがゴールド以下の場合は注意しよう。ゴールドは6万円以上、シルバーは7万円以上、レギュラーは9万円以上の場合、Visa LINE Payクレジットカードで支払うよりもおトクだ。


LINE Payはこれまでもポイント還元率などを頻繁に変更しているため、その時に応じた支払方法を考える必要がある。「チャージ&ペイ」のポイント付与率が変更となったり、都税の支払いでポイントが貯まらなくなったり、Visa LINE Payクレジットカードでの税金支払いでポイントが貯まらなくなるなど、変更があればおトクな支払方法が変わってくるので支払う前に色々考える癖をつけよう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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