筆者は三井住友カードで貯めたVポイントをVisa加盟店でも利用できるVポイントアプリを利用しているが、何やらVポイントの残高を利用したとプッシュ通知があった。
取引内容は「SUPA-TEI- SIYOTUPU」で利用金額が1,200円だ。「スパ-テイ- シヨツプ」とカタカナに直しても良くわからないが、検索したところ、Yahoo!知恵袋に「MEDULLAの定期引落だった」との回答を見つけた。なぜ「SUPA-TEI- SIYOTUPU」=「MEDULLA」なのかもよくわからない。
いろいろ調べると、オーダーメイドシャンプーの「MEDULLA」を運営しているのが「Sparty(スパーティー)」となり、スパーティー ショップをローマ字で書いたのが「SUPA-TEI- SIYOTUPU」と言う事までは突き止めた。
店舗の名前もわかり、すっきりしたが、使っていない物は使ってない。
まずは、今後の被害をなくすため、Vポイントアプリの「三」メニューから「セキュリティ」をタップし、「Vポイントでのお支払い」をOFFにする。これで今後はオンラインで購入されることはない。
Vポイントアプリのホーム画面には「Vポイントでのお支払いを一時停止中」と表示される。
続いて、不正利用の報告をする。不正利用の報告を行うためにVポイントアプリの「FAQ・お問い合わせ」をタップ。よくある質問一覧が表示されるため確認したが、不正利用に関しての問い合わせ先などは見つからない。
「三井住友カード プリペイド 問い合わせ」と検索しても、様々なプリペイドカードの問い合わせ先が一覧で表示されるが、「Vポイントアプリ」の問い合わせ先は見つからない。
「Vポイントアプリ 問い合わせ」と検索すると、クレジットカードの問い合わせ先になる。
検索結果をいくつか見てみると『スマートフォンアプリ「Vポイント」をダウンロードしたスマホを紛失した場合はどうすればよいですか?』と言うページを発見。こちらを見ると、問い合わせ先は「三井住友プリペイドデスク」とあるため、電話してみることにした。なお、電話番号を確認すると、「Visaプリペ」「かぞくのおさいふ」と同じ電話番号だ。
電話で確認したところ、まだ未確定情報のため詳細を確認できないとのことだ。確定してから再度電話して欲しいと言われたが、アプリの利用履歴で確定したのか未確定なのかはわからない(おそらく確定時には利用明細のローマ字表記がもう少しわかりやすくなる)。念のため確定した事を確認する方法を聞いてみたが、Vポイントアプリでは確定・未確定は確認できないとのことで、担当部が経過をチェックしてくれることになった。1週間程度で再度電話がある。
なお、プリペイドカードの利用でも60日前まで遡っての補償はあるようだ。従って、クレジットカードよりも通知の早いVポイントアプリの場合は停止方法を理解していれば、不正利用にも気がつきやすい。
10日程度でショップ名が「Sparty Shop」に変わった。おそらく、この時点で確定なのだろう。
1週間程度で電話があるとの事だったが、特に連絡がないため、こちらから電話してみることに。1週間以内に確定がない場合に電話という事だったようだ。なお、確定してから調査に1ヵ月程度かかるとのこと。
Vポイントアプリ残高を停止中に利用しようとすると、決済できない通知がある(間違ってVポイントアプリの番号で購入するとアプリに通知があった)。それ以降使われた形跡がないため、たまたま間違って購入した際に筆者のカード番号がヒットしてしまったのかもしれない。それでも1桁入力を間違えた程度ではヒットしないはずなのだが。
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解決してから記事をアップする予定だったのだが、次回解決編をアップしたい。このままVポイントアプリの残高を利用できないのはかなり厳しいのだが…。