コラム プリペイド

「Visaプリペ」って何? Visaプリペの申し込み方から設定方法 便利な使い方まで

2020年3月9日

2020年3月2日(月)に三井住友カードのプリペイドカード「Visaプリペ」がリニューアルした。新デザインでの発行の他、アプリの連携やGoogle Payへの対応などが行われている。

リニューアル後に早速申し込んだので紹介したい。

「Visaプリペ」とは?

三井住友カード発行のVisaブランドのプリペイドカードだ。満6歳以上の小学生から申し込むことができ、年会費は無料。小学生でも申し込みができるが、携帯電話番号とメールアドレスは必須だ。

プリペイドカードのため、事前チャージする必要があるが、インターネットバンキングやクレジットカード、セブン銀行ATM、ローソン店頭でチャージできる。1ヵ月のチャージ上限は100万円、1日のチャージ上限は30万円、カード残高の上限は30万円となる。

金額
1ヵ月のチャージ上限 100万円
1日のチャージ上限 30万円
カード残高上限 30万円

クレジットカードでのチャージは500円~99,999円まで1円単位でチャージでき、セブン銀行ATMでは、1,000円から10万円まで1,000円単位で、ローソンでは1,000円~49,000円まで1円単位でチャージすることが可能だ。なお、インターネットバンキングとVJAグループ以外のクレジットカードからのチャージ時には1回あたり204円(税込)の手数料が発生する。

支払方法 1回毎のチャージ上限 手数料
クレジットカード VJAグループのVisa・Mastercard 500~99,999円/1円単位 無料
その他のVisa・Mastercard 204円(税込)
インターネットバンギング 1~300,000円/1円単位 204円(税込)
セブン銀行ATM 1,000~100,000円/1,000円単位 無料
ローソン店頭 1,000~49,000円/1円単位 無料

Visa加盟店の他、Apple PayやGoogle Payに登録するとiD加盟店で利用することも可能だ。なお、カード残高上限が30万円までのため、30万円を超えるような支払で利用する事はできない。

ICチップが搭載されているため、暗証番号での決済にも対応でき、インターネットショッピングでは、本人認証サービス(3Dセキュア)の「Visa Secure」を利用できる。Visa Secureを設定していると、メッセージが表示され、パスワードを入力しなければ決済できない。ただし、本人認証サービスに対応していないネットショッピングでは利用できない。

還元率は0.25%となり、毎月の利用金額に応じて翌月10日に残高にキャッシュバックされる。

「Visaプリペ」の新デザインは三井住友カード発行の新デザインと同じ

3月2日(月)にデザインが変わった「Visaプリペ」のデザインは、三井住友カードの新デザインと同じで、VISAのロゴがホログラムになっており、カード番号、有効期限、セキュリティコードが全て裏面に移動している。

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表面には「Prepaid」の印字があるため、プリペイドカードという事がわかる。このデザインになってから、カード番号などにぼかしを入れる必要がなくなり、記事を獲得にも非常に便利だ。

「Visaプリペ」のインターネットショッピング本人認証サービスを登録

Visaプリペは本人認証サービス(3Dセキュア)に対応している。Visaプリペのサイトにログインし、「各種変更」⇒「インターネットショッピング本人認証サービス」から登録する事が可能だ。

本人認証サービスが利用できるインターネットショッピングやPayPayなどでも利用する事ができる。

Google PayとApple Payに「Visaプリペ」を登録してみる

Visaプリペは3月2日(月)よりGoogle Payにも対応したため早速VisaプリぺをGoogle Payに登録してみた。正常に登録でき、デザインも最新のデザインが利用されている。

続いて、Apple Payにも登録。こちらは従来デザインで登録された。まだ新デザインに移行されていないのだろう。

コンビニなどのiD加盟店で端末をかざすと利用する事ができる。

Vpassアプリに「Visaプリペ」を登録

Vpassアプリのリニューアル後、Vpassアプリに三井住友銀行の他、Visaプリペの登録もできるようになった。早速VisaプリペをVpassアプリに登録してみる。

なお、登録できるカードはVisaプリペのみとなり、ANA VISAプリペイドカードやdカード プリペイドなどは登録できないようだ。また、登録できる枚数は5枚までとなる。

「かぞくのおさいふ」を使うために申し込み

なお、今回Visaプリぺを申し込んだのは、3月より開始予定の「かぞくのおさいふ」を使ってみるためだ。

筆者は3人の子供がいるため、子ども達のキャッシュレスをどうするかを悩んでいた。いくつかの企業には子供用○○(例えば、子供用PayPay)があったら便利だと提案をしてきた。アカウント連携することで、子供の残高管理、利用履歴の管理ができると便利なのだが、これを実装している企業はなかった。ちなみに、小児用PASMOは保有しているが、リアルタイムで残高確認はできず、その場でオンラインチャージができないため困っている。

Visaプリペはこの機能を「かぞくのおさいふ」として提供し、家族で1つの残高「かぞくのおさいふ」を利用できるサービスだ。「かぞくのおさいふ」にチャージし、その残高を「個々のおさいふ」に入金すると、「個々のおさいふ」の入金の範囲内で子供も支払ができる。

どこまでの機能が実装されるかが不明だが、子供のキャッシュレスという点で興味があったため、サービス開始前に申し込むことにした。

なお、Visaプリペは小学生以上での申し込みができるため、長男用のVisaプリペも申し込んだ。「かぞくのおさいふ」については別途レポートしたい。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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