2017年も誕生日を1月に迎えた。昨年と違い、ポイントの貯め方、使い方が大きく変わった点もある。そこで今回は誕生日月の過ごし方 2017年版として紹介する。
1.誕生日月の一極集中の購入を避けられる
2016年の誕生月から変わった点として、LINE Payカードの登場、楽天カードやYahoo! JAPANカードのユーザーに対して通常時からポイント還元率をアップしたことが挙げられる。
そのため、従来のように誕生日月に集中してまとめて欲しいものやAmazonギフト券を購入したり、au WALLETプリペイドカードのチャージをしておく必要がなくなった。
2.2017年の誕生日月のカードの使い方、ポイントの貯め方
筆者は普段ファミマTカード(クレジット機能つき)からチャージをしたLINE Payカードを利用している。そのLINE Payカードでポイント通常時の倍の還元率が4%となるキャンペーンが2017年1月9日(木)まで実施されていた。そのため、1月9日(木)まではLINE Payカードを優先して使うようにしていた。
誕生日月のポイント還元が2.5%となるライフカードについてはau WALLETプリペイドカード、Origami Payの支払元としての紐づけ、ふるさとチョイス、年払いの保険料、JCB商品券で利用した。この2.5%の還元率と言うと、最低20万円の買い物をすれば5,000円の消費券に交換できる。また、ライフカードの場合、ポイントを繰越の手続きさえすれば有効期限が5年まで延長できる。
au WALLETプリペイドカードのチャージについては、ライフカードの還元率が2.5%+au WALLETプリペイドカードの利用で200円につき1ポイントの0.5%還元率の合計3%の還元率となる。
2017年1月1日(水)の元旦になった時点で、去年同様にライフカード(Mastercard)からau WALLETプリペイドカードへのチャージを行った。1日になった時点でチャージをすると、ライフカードからの口座引き落としがその月の27日となり、誕生日月の翌月の一極集中の支払いを防ぐことができるからだ。
Origami Payの支払元としての紐づけについては、「池袋ロフトでOrigami Pay使ってみた! 西武百貨店の特典と組み合わせて使えて大変おトク!」でも紹介した通り、ライフカードからau WALLETプリペイドカードへのチャージでは登録ができなかったものの、ライフカードのVisa、Mastercardブランドからの単体では登録ができる。そのため、Origami Payユーザーは誕生日月と誕生日月以外での使い分けをオススメする。
ふるさとチョイスも同じく以前au WALLETプリペイドカードからの支払ができなかったので、誕生日月でのライフカードの支払いをオススメする。ただ、その場合、1月生まれだと年収や所得が確定が一番難しいので、併せて楽天カードユーザーなら常にポイント還元率が4%となる楽天ふるさと納税を使うこともオススメする。
JCB商品券はライフカードであってもJCBブランドでないと、購入自体ができない。誕生日月以外ならば、Yahoo! JAPANカードや楽天カードと言った還元率1%が最高である。それに対し、誕生日月ならば、このJCB商品券の購入も2.5%と還元となるので、大きい。また、今年の誕生月では忘れてしまいできなかったが、旅プリカのチャージもライフカードのJCBブランドなら2.5%還元の対象となる。
ライフカードを持つならば、JCBとブランドとVisaまたはMastercardブランドの2ブランドを所有しておいたほうがよいと考える。
3.楽天ポイントギフトカードには注意!
2016年はドン・キホーテでライフカード(Mastercard)+au WALLETプリペイドカードチャージで楽天ポイントギフトカードを購入した。しかし、今年の1月に店舗に立ち寄ったところ、現金のみの支払いという貼り紙があった。そのため、楽天ポイントギフトカードの購入を考えている場合には注意が必要である。楽天ポイントギフトカードよりもむしろライフカード(Mastercard)+au WALLETプリペイドカードまたはファミマTカード(クレジット機能つき)+LINE Payチャージで還元率が3%となるAmazonギフト券を購入したほうがよい。
今年の誕生日ではLINE Payカード、楽天カードやYahoo! JAPANカードが自社のカードユーザに対して通常時からポイント還元を優遇しているため、一極集中購入を避けることができる点で大きなメリットがある。誕生日月のライフカードを使い方も変わってきているので、今回の記事を踏まえて使ってほしいと思う。