クレジットカードにはホログラムなど付いているのは知っている方も多いだろう。今回は、クレジットカードにブラックライト(紫外線)をあてたらどうなるのかを実験してみた。
銀聯、ダイナースクラブ、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCBの6つの国際ブランドのクレジットカードを用意する。
この状態で電気を消してからブラックライト(紫外線)をあてるとどうなるだろうか? まずは動画を確認して欲しい。
もう一度、ブラックライトをあてない時とあてたときの比較画像を載せておこう。
わかりやすいのは銀聯、アメリカン・エキスプレスだろう。カードの真中に「銀聯」「AM(センチュリオンロゴ)EX」と浮き上がる。Amercian Expressは、プロパー以外のセゾンアメックスやMUFGアメックスも同じとなる。
ダイナースクラブの場合は、カードの真中にロゴが浮き上がっているのがわかるだろう。
Visaの場合は、わかりにくいがVisaロゴに注目して欲しい。VISAに薄っすらと大きい「V」字が浮き上がる。
Mastercardも若干わかりにくいが、カード左下側に「M」、カード中央下に「C」が浮き上がる。"M"aster"C"ardの「M C」だろう。
JCBも気が付かないかもしれないが、通常のロゴが右側にあり、左側に「JCB」のロゴがもう一つ浮き上がってくる。こちらも、プロパーだけでなく、Yahoo! JAPANカード(JCB)や漢方スタイルクラブカード(JCB)などでも同じ場所に表示される。
この、ブラックライト(紫外線)をあてると反応があることについては、Visaの加盟店向けサイトに書かれている。
- UVエレメント─ Visaブランドマークの付いたすべてのカードに必要なセキュリティ関連マークです。このマークは紫外線の光の下でしか見えません。
これは偽造カード防止のために施されているものとなる。
確認した所、クレジットカードだけでなくデビットカード、プリペイドカードでも同じ結果となった。
唯一ブラックライトをあてても変化がなかったカードが金属製のラグジュアリーカードだが、そもそも加工が難しいから偽造の確認が必要ないのかもしれない。