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ポイント生活のすすめ ポイントは面倒くさい?(中) ポイントを貯めるゲームだと考えると男性もハマりやすい

2015年8月17日

前回は、ポイントを貯めたり使うのが面倒くさいと思っている場合は「ポイントを金融商品として考えよう」と紹介した。それでもポイントを貯めるのは面倒くさいと思う場合は以下のように考えてみてはいかがだろうか。

ポイントを貯めるゲームと考える

ポイントカードを出す行為は「ポイントを貯めるゲーム」と考えると良いだろう。おそらく、男性の方が細かなポイントを貯めるのが面倒という人が多いと思うが、「ポイントはゲーム」だと考えられるようになると、ハマりやすいのも男性の方だ。実際、弊社ユーザーは8割が男性、2割が女性となっている。

ポイントは"攻略"の要素があり、例えばファミリーマートでの買い物を考えてみよう。ポイントカードは面倒くさいと思っている場合はSuicaや現金などで買うだろう。しかし、買い方によっては大きくおトク度が変わってくる。

まず、リクルートカードプラスでnanacoにチャージする。この時に100円(税込)につき2 リクルートポイントを獲得できる。次に、セブン-イレブンでQUOカード1万円分をnanacoで購入。この時にはnanacoポイントは獲得できないが、QUOカード1万円分には180円分の上乗せがある。つまり、この時点で1.8%のプレミアが付くということだ。次に、ファミリーマートでQUOカードで買物をする時にファミマTカード(クレジット機能付き)を提示する。ファミリーマートではファミマTカード(クレジット機能付き)を提示すると火曜日・土曜日のカー(火)ド(土)の日はポイントが3倍になる。

ファミリーマートでQUOカード決済でおトクに

このように、単純にTカードを出して現金でチャージしたSuicaやPASMO、現金で払うよりも数倍おトクになる方法があるのがポイントの魅力だ。

獲得ポイント(ファミランクがブロンズの場合) 還元率
現金払い+通常Tカード提示 200円(税抜)につき1 Tポイント 0.5%
Suica払い+通常Tカード提示
Suica払い(クレジットカードチャージ)+ファミマTカード(クレジット機能付き) 火・土曜日 200円(税抜)につき3 Tポイント+1,000円(税込)につき6ビューサンクスポイント 3%
それ以外 200円(税抜)につき1 Tポイント+1,000円(税込)につき6ビューサンクスポイント 2%
QUOカード払い(リクルートカードプラスでチャージしたnanacoで購入)+ファミマTカード(クレジット機能付き) 火・土曜日 200円(税抜)につき3 Tポイント+100円(税込)につき2リクルートポイント+1.8%のプレミア 5.3%
それ以外 200円(税抜)につき1 Tポイント+100円(税込)につき2リクルートポイント+1.8%のプレミア 4.3%

さらに、ソフトバンク利用者であれば、毎日Tポイントが3倍になる特典も用意されている。

攻略の方法で数万円の違いも

今回はコンビニでのおトクな買い方を紹介したが、月間3,000円程度のコンビニ利用でも年間1,548円分のポイントが変わってくる事がわかった(還元率4.3%で計算)。コンビニでの年間利用額が36,000円でもこれだけ変わるが、家計支出全体で見るとさらに大きな差が出てくる。

統計局が用意している勤労者世帯の世帯支出を見てみよう。Excel表をダウンロードして見ると、2015年6月の住居を除く消費支出の平均は254,546円となっている。年間で約305万円の支出ということだ。コンビニの36,000円の支出で1,500円程度の違いが出てくるため、全ての支出を攻略すると、年間数万円?数十万円の差が出てくることになる。

クレジットカードで攻撃力アップ

特に利用するクレジットカードの良し悪しにより、攻撃力が変わってくる。さらに、電子マネーや利用する店舗との相性もあり、組み合わせによって、どんどん攻撃力が増していく。

今回紹介したファミリーマートはファミマTカード(クレジット機能付き)のカードの日はポイントが3倍になるため攻撃力は高いが、他店での利用では攻撃力は低い。

このように、自分の生活スタイルでクレジットカードと電子マネーの最強の組み合わせが変わってくる。このクレジットカード、電子マネーの最強の組み合わせを考えるのが「ゲーム」だと思えるようになると「ポイントは面倒くさい」と思わなくなるだろう。

ゲームにはまりすぎるのはNG

失敗ただし、ポイントを貯めるゲームにはまりすぎると、ポイントを貯めること自体が目的となり、すでにゲームをクリアできるレベルになっているにもかかわらず、ひたすらレベルアップすることに集中してしまう場合がある。

ポイントをたくさん貯めることができるようになっても、時間をロスしていたり、多くのお金を払ってしまっていては本末転倒だ。ポイントを貯めるゲームは、「生活スタイルをほぼ変えずに獲得ポイントを最大化する」という前提条件を付けてから始めたほうが良いだろう。


次回は、ポイントは金融商品とも考えられないし、ゲームとも思えない、という人向けに、ポイントを貯めずにトクする方法を紹介したい。

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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