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ポイント生活のすすめ ポイントは面倒くさい?(上) 銀行に預けておくよりも数倍もおトク! 金融商品としてのポイント

2015年8月14日

ポイントの取材を受ける時に、100円につき1ポイント(=1円相当)、200円につき1ポイント(=1円相当)などと説明をしていると、「それしか貯まらないの?」と言われることがある。おそらく、ポイントが面倒と考えている人は同じように思っている人も多いだろう。

では、どうすれば面倒くさいと思わずに、おトクに生活することができるのかを紹介していきたい。

支払い時に決済ツールに加えてポイントカードを出すだけ

ポイントが面倒と考えている人は、ポイントカードを提示したとしても1円程度しか手に入らないのであれば、ポイントカードを出す行為自体が無駄であると考えるのだろう。1円を拾うには1円以上の労力がかかり、1円は拾うべきではないという理論と似ている(筆者は1円が落ちていたら拾うとは思うが)。

しかし、1円が落ちていることは毎日のようにあるわけではない。ポイントカードは決済の時に提示さえすればポイントを受け取ることができるという違いがある。財布からお金やクレジットカードを出す時に、ポイントカードを出せば良いだけだ。財布まで出しているのであれば、ポイントカードも一緒に出してもそれほど大変ではないだろう。そのため、1円を拾うには…という考えとは若干の違いがある。

ポイントは確実にリターンを得られ、税金がかからない

また、ポイントは銀行の普通預金や定期預金に似ている。支払い時にポイントカードを提示するだけで確実にリターンがあり、投資やFXのようにマイナスになることはない。

投資やFXは怖いので、銀行の定期預金にしているという人も多いだろう。例えば、「あおぞら銀行」の1年物定期預金金利は年利0.26%だ。100円につき1ポイント(=1円相当)貯まるポイントカードの場合の還元率は1%。ポイントの方が約4倍もおトクということが分かるだろう。

さらに、銀行での受取利息には国税と地方税がかかり、合計20.315%引かれることになる。利息が100円の場合は、実際には80円しか受け取れない。しかし、ポイントには税金がかからないため、100ポイント受け取った場合は100ポイント(=100円)のまま利用が可能となっている。先ほどの「あおぞら銀行」の場合は、税金を考えると実質0.207%となり、ポイントの方が5倍もおトクになる。

ポイントなんてと思いながら、少しでも資産を増やしたいと思い定期預金に預け替えしている人がいるなら、ポイントのことを考えてみて欲しい。少し工夫するだけで定期預金で受け取れる利息以上のリターンを得られるようになるはずだ。


それでも、1円や2円のために…と思われる場合は、次回のコラムで「金融商品としてのポイントは違った側面を紹介したい。

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菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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