今回、ダイナースクラブカードの特典で、Wi-Fiルータのレンタル割引を利用した。アメリカ本土の場合、ドコモやauなどで海外定額があり、1日980円で利用することができる。4日利用しても約4,000円と、これであったらそのまま利用し、その他の端末はテザリングで利用するという方法もある。
しかし、グアム・サイパンの場合は1日1,980円から2,980円のプランとなり、4日間利用すると、最大11,920円となる。Googleで「グアム Wi-Fiルータ レンタル」と検索すると、4日間の場合は、割引後が4?5,500円程度が一般的だ。快適さを求めるのであれば、ドコモやauをそのまま使っても良かったのだが、割引特典を利用するために、Wi-Fiルータのレンタルを行うことにした。
Wi-Fiルータ割引サービスとは?
今回利用したのは、JAL ABCのWi-Fiルータのレンタルとなり、2割程度安く借りることができた。
この、海外Wi-Fiルータのレンタル割引特典はダイナースクラブカードだけでなく、三菱UFJニコスやJCBなど、多くのクレジットカードで提供している。
また、航空会社のサイトからも申込みが可能だ。多くのカード会社が提供しているWi-Fiルータは「グローバルWi-Fi」となる。
カード会社によって割引率・割引額が異なるため、複数のクレジットカードを保有している場合は比較したほうが良いだろう。また、他のサービス提供会社でも、それほど質が変わることはないため、安いプランで十分だろう。
グアムはWi-Fiスポットが多い
空港でWi-Fiルータの電源をONにして、ケータイ電話3台の接続を行った。入国審査の待ち時間などにメールをチェック。
しかし、ホテルにチェックインすると、ホテルの部屋、ロビーでのWi-Fiにアクセスできる。また、JCBプラザ ラウンジやJCBプラザ、楽天トラベルラウンジでもWi-Fiに接続可能だ。
JCBブランドのカードを持っていれば、ザ・プラザ等、主要な観光地でもWi-Fiに接続でき、カード番号の先頭8桁を入力するだけで接続可能だ。主要な観光地だけであれば、Wi-Fiルータのレンタルは不要かもしれない。
ただし、ビーチや観光地から離れた場合はWi-Fiルータがなければネットにアクセス出来ないため、どうしてもネット環境が必要ということであればレンタルしておいたほうが良いだろう。
Wi-Fiスポットの場合は接続先に注意
Wi-Fiに接続する場合、パスワード入力やカード番号を入力するようなサイト・アプリを使う場合は要注意だ。
元々、ネットワークを流れるデータは簡単に抜き取ることが可能となっている。わざとフリーWi-Fiを用意し、流れているデータから、ID・パスワードなどを抜き取る犯罪もある。
そのため、ブラウザで接続している場合、ID・パスワードやカード番号を入力するURLがhttpsになっていることを確認するようにしよう。
外国だけでなく、日本国内でもフリーWi-Fiなどで接続する場合は、使うアプリなどは注意したほうが良いだろう。
次回はグアム旅行関連記事の最終回となり、空港のハイヤー送迎サービスについて紹介したい。