楽天モバイル「Rakuten最強プラン」は、毎月のデータ利用量が3GBまでは1,078円(税込み)、3GB~20GBまでは2,178円(税込み)、20GB超は3,278円(税込み)と利用量に応じて段階的に料金が上がる仕組みだ。
もし、他社回線を利用している場合、SPUのためだけに楽天モバイルをサブ回線として申し込むのはアリなのだろうか。
現在、楽天プレミアムカードを保有しており、楽天モバイルを契約していない場合は、楽天プレミアムカードを楽天カードにダウングレードして、楽天モバイルをサブ回線として契約しよう。
その場合、楽天プレミアムカードの年会費1万1,000円(税込み)が0円になる(楽天プレミアムカードは2024年1月8日まで年会費の返金を受け付けている)。楽天モバイルをサブ回線として利用すれば3GBも利用しないため、年間で1万2,936円(税込み)の支払いだ。
実質的な年会費の差は1,936円、1か月161円程度の値上げと考えられる。
-
楽天プレミアムカードの改悪は楽天カードへのダウングレード⇒楽天モバイルへの移行を促すため?(菊地崇仁)
2023年12月以降、楽天のSPUが大幅に変更となる。 最も重要な変更点は「楽天プレミアムカード」と「楽天モバイル」の2項目だ。 楽天プレミアムカードは11月末まで、楽天市場で利用すると5倍のポイント ...
続きを見る
2023年11月末まで楽天プレミアムカードで獲得できていた楽天ポイントは+2倍。楽天プレミアムカードの会員が楽天市場で毎月1万円(税抜き)を利用していた場合、楽天プレミアムカードとしての上乗せ分は200ポイントだ。
12月以降、楽天モバイルのRakuten最強プランを契約している場合は+4倍となり400ポイントの獲得となる。
楽天プレミアムカードで獲得していた200ポイントと楽天モバイルで獲得できる400ポイントの差は200ポイント。つまり、実質的な年会費アップの1か月161円程度は十分回収する事が可能だ。
ただし、楽天モバイルの+4倍で獲得できるポイントについては月間上限2,000ポイントまでと非常に低い。5万円(税抜き)の利用で2,000ポイントの上限に達してしまうため、5万円(税抜き)程度までに抑える工夫が必要だ。
楽天ふるさと納税で楽天スーパーSALEなどの買い回りを利用する場合は高額な返礼品を選ぶのは難しくなる。数千円の返礼品を買い回りで利用するのがよさそうだ。