ゴールドカードは大衆化の時代に? それに伴いブラックカード以上のカードが誕生(菊地崇仁)

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ゴールドカードは大衆化の時代に? それに伴いブラックカード以上のカードが誕生(菊地崇仁)

筆者はここ数年でゴールドカードが一般カード化してきており、以前のプラチナカードがゴールドカード化してきていると感じていた。

従来のプラチナカードはインビテーションが基本であり、招待されなければ申し込めないカードだった。しかし、最近のプラチナカードは申込制が基本となり、アメックスのプラチナ・カードやラグジュアリーカードのゴールドカード、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどは招待制から申込制に変更され、現在は誰でも申し込みできるようになっている。

これに伴い、ラグジュアリーカードではブラックダイヤモンドを発行、ダイナースクラブカードではロイヤルプレミアムカードの発行、セゾンカードではセゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カードの発行など、これまでの最上位カードの上にさらに上位カードを追加してきている。

上位カードを招待制にし、それまで最上位だったカードを申込制にすることで、カード会社にとってはより1人当たりの利用金額を高める事を目指しているのだろう。

ステータスを求める場合は、それまで最上位カードだったカードを申し込み、そのカードを使い続けて、さらに最上位のカードのインビテーションが来るのを待つしかない。

アニメでどんどん強敵が現れるのと同じで、クレジットカードもどんどん上位カードが誕生する。ドラゴンボールで、主人公の孫悟空が「バランス的にはふつうの超サイヤ人がいちばんいい」との会話があるが、年会費と特典のバランスを考えるとプラチナカードが一番よさそうだ。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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