tsumiki証券では、2024年の新NISAに向け、月10万円までエポスカードによる投信積み立てサービスを開始すると発表している。
他社のクレカ積立は月5万円の上限を設けており、クレカ積立で月10万円をクリアできる組み合わせは少ない。そんな中、tsumiki証券+エポスカード、大和コネクト証券+セゾンカード・UCカードの組み合わせが月10万円をクリアでき、なぜ、tsumiki証券+エポスカードは月10万円をクリアできるのかをエポスカードに聞いたのだが非公開とのことだった。
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tsumiki証券で月10万円までのクレカ積立が可能に! エポスカード会員に10万円のニーズはあるの?
2024年1月より新NISAが始まる。新NISAでは年間投資枠が大幅にアップし、「つみたて投資枠」が120万円、「成長投資枠」が240万円の合計360万円まで非課税の投資が可能となる。 最近はやりのク ...
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それ以降、ロジックは自分で調べようと思い、いろいろと考えてみた。
まず、考えられるのは購入から引き落としのサイクルを1か月以内にすればクリアできる。エポスカードの締め日と支払日は2種類あり、以下のようになっている。
27日払い | 4日払い |
前月28日~今月27日までを翌月27日に支払い | 前月の5日~今月4日までを翌月4日に支払い |
このサイクルに当てはめると、10月6日買い付け(クレジット払い)では、9月28日~10月27日までの利用分となり、11月27日に支払いだ。続いて、11月6日買い付け分は10月28日~11月27日までの利用となり、12月27日の支払いとなる。
この場合、支払いまでのサイクルは1か月以内とはならず、他社と同じようにクレカ積立を月5万円にする必要がある。
しかし、tsumiki証券の「つみたて投資カレンダー」を見ると、27日払いも4日払いも、全て買い付け日から支払日まで1か月以内におさまっている。
つまり、エポスカードでtsumiki証券の利用分は通常のショッピング分とは異なるサイクルになっていると言う事だろう。
では、どのようにサイクルを変更しているのだろうか。