タカシマヤカード《ゴールド》の特典で入会したプレステージ・ゴールドの無料宿泊特典を使ってみた　部屋・食事のレビューあり

タカシマヤカード《ゴールド》会員向けに、ベネフィット・ワンのプレステージ・ゴールドが入会金無料（通常30万円）、年会費10％OFF（通常18万円）という特典を用意しており、入会後に無料宿泊特典を使ったので紹介したい。

おトクなのかは以下の記事で検証している。

「花の駅」に寄り道

2017年4月中旬に無料宿泊特典を使うことにした。

宿泊施設の「四万温泉 鹿覗キセキノ湯 つるや」のチェックインは15:00。公共交通機関では行きにくいため自家用車で行くことに。伊香保ICを降り、1時間ほど車で走る。途中、「花の駅」という看板があり、そのまま旅館まで行くと14:30頃になるため、少し寄り道することにした。

「花の駅」は入場料も駐車場も無料で、ちょうどイベントが行われている時期だった。東京では既に桜が散っていたが、群馬県中之条町ではちょうど見頃だった。

桜のほか、チューリップや菜の花、大きな鯉のぼりがたくさん飾られており、子どもたちも大満足だ。

30分程度で花の駅を出て、宿泊宿に向かう。

無料宿泊特典は夕食・朝食付き

「四万温泉 鹿覗キセキノ湯 つるや」には15時ちょっと過ぎに到着。チェックイン後に案内された部屋は、別邸「美月庵」の「月」となる。

テーブルの部屋、畳の部屋があり、寝室が別にある。

洗面所の外に露天風呂があり、いつでも入浴可能だ。ただし、部屋の露天も貸切露天も全体的に温度が高く、子供はほとんど入浴できず。部屋の露天は水を入れることができたので、しばらく水を入れてようやく浸かることができた。

食事は夕食・朝食とも部屋でいただき、プレステージ・ゴールドの特典としては食事まで付いている。

多すぎず少なすぎず、ちょうどよい量だった（上記の写真の他にも順に運ばれてくる）。もう少し食べたいという場合は別途サイドメニューを追加すると良いだろう。

「摩耶の滝」まで歩く

チェックアウトが11時ということで、歩いて30分程度の「摩耶の滝」まで歩くことにした。摩耶の滝までは宿から約1,500m。

いたるところで「クマ注意」の看板があり、熊よけの鐘を鳴らして進む。途中、野生の猿に遭遇した。30匹程度だろうか。子どもたちも大興奮だ。

残り数百メートルの看板を見つけたが、3歳時でもそれほど疲れてはいない。結局、抱っこすること無く最後まで歩ききった。

摩耶の滝はなかなか落差・水量もあり迫力がある。写真では下まで映らないが、実際はかなりの落差がある。

少し休憩してから戻るが、帰り道で何か大きな動物が動いているのが見えた。「クマに注意」の看板を思い出すが、白っぽい色だったため、少し近づいてみる。

野生のカモシカだ。

滝も良かったが、野生動物を見たり、野鳥を見たりとリフレッシュには丁度良い。

プレステージ・ゴールドの無料宿泊特典として、おトク度を考えると微妙なところだろう。ただ、無料宿泊チケットがあれば、なんとかして使うことを考える。1年に1回のリフレッシュ休暇を強制的に取るために、毎年自動で送られてくる無料宿泊特典を使うのは意外と良いのかもしれない。