楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードを解約または楽天カードにダウングレードしてもそのまま持てる？

楽天市場では2023年12月以降のSPUで楽天プレミアムカードの特典を大きく変更する。

現在、楽天市場で楽天カードを利用すると3倍に加え、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード、楽天ビジネスカードでは＋2倍の合計5倍になる特典がある。

2023年12月以降は楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード、楽天ビジネスカードの＋2倍特典が終了となり、大幅改悪だ。

さらに、2025年1月以降、楽天プレミアムカードではプライオリティ・パスの改悪も続く。現在は楽天プレミアムカードを保有しているとプライオリティ・パスを獲得でき、年間何度でも海外の空港ラウンジを利用できるが、2025年1月以降は年間5回までに変更となり、6回目以降の利用は有料だ。

サービス変更に伴う年会費返金の発表もあり、2023年11月1日（水）までに楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ビジネスカードに入会した会員については、年会費返金を受け付ける。

気になったのが、楽天ビジネスカードの存在だ。

楽天ビジネスカードは楽天カードの法人代表者または個人事業主向けのカードとなる。年会費は2,200円（税込み）で、同じ年会費の楽天ゴールドカードのSPUの改悪があったときも、楽天ビジネスカードについては＋2倍を維持していた。

楽天ビジネスカードのSPUが維持されていた理由は、楽天ビジネスカード単体で保有できないためだろう。楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードまたは楽天ブラックカードとのセットで利用する必要があり、楽天カード＋楽天ビジネスカードのセットでは保有できない。

今回、楽天プレミアムカードの改悪が大きく、年会費の返金も発表があったが、楽天プレミアムカードから楽天カードにダウングレードした場合、楽天ビジネスカードはどうなるのか気になった。

FAQを見ても楽天プレミアムカード＋楽天ビジネスカードの利用時に、楽天プレミアムカードを解約または楽天カードなどにダウングレードした場合が書かれておらず、楽天カードに確認したところ、楽天プレミアムカードを解約またはダウングレードしたタイミングで、楽天ビジネスカードは自動解約となるとのこと。

楽天プレミアムカードのダウングレードを考えている場合、楽天ビジネスカード保有者は、楽天ビジネスカードもどうするかを考える必要がある。