コラム

AmazonからのSMSやメールが本物かどうかを見極める方法とは? メッセージセンターを確認しよう

2020年7月6日

クレジットカード会社や銀行からのフィッシングメールが増えている。送信元がJCBにもかかわらず、本文には三井住友カードと書かれていたり、日本語があきらかにおかしな場合はすぐにフィッシングメールと判断できる。

日本語がおかしなフィッシングメール

日本語がおかしなフィッシングメール

しかし、最近のメールは巧妙で、特に増えているのがAmazon.co.jpや楽天市場のアカウント停止メールだろう。それでも、PCでメールを開き、URLにマウスを載せると、異なる接続先が見えるため、すぐ判断することが可能だ。

そんな中、特に巧妙なSMSがAmazonから送られてきた。そのSMSには「お客さまのAmazonプライムの会員資格がまもなく更新されます」というメッセージ。怪しさ満点だ。

Amazonから送られてきた怪しいSMS

Amazonから送られてきた怪しいSMS

さすがにSMSのURLをクリックするのは気が引ける。

このSMSが正しい物なのかフィッシング詐欺なのかを確認してみよう。

まず、Amazonの公式サイトにログインする。続いて、「アカウント」⇒「アカウントサービス」を選択する。Amazonの公式アプリでも同じだ。

その中に「メッセージセンター」というメニューがあるはずだ。「メッセージセンター」をクリックしよう。

Amazonのアカウントサービスにあるメッセージセンター

Amazonのアカウントサービスにあるメッセージセンター

アプリの場合は「メッセージセンター」に「メッセージ」とあるリンクをタップする。

Amazonアプリのメッセージセンター

Amazonアプリのメッセージセンター

このメッセージセンターは、Amazonから直接送られたメールが全て保存されている。これは、Amazonのサイト内に保存されているものであり、メールのように送信元を偽装するなどができない。逆に、何らかの不具合でメールの受信ができていなかった場合でも、メッセージセンターには保存されているという事だ。

このメッセージセンターでSMSの送信日時付近のメッセージを探す。

AmazonのメッセージセンターでSMSの送信日時付近の物を探す

AmazonのメッセージセンターでSMSの送信日時付近の物を探す

一覧の中に「菊地崇仁様:Amazonプライムの会員資格がもうすぐ更新されます」とある。メッセージをクリックすると、「2020/○/1に次回分のプライム会費¥0(税込)の請求予定です」とある。

Amazonのメッセージセンターは全てのメッセージを確認できる

Amazonのメッセージセンターは全てのメッセージを確認できる

つまり、怪しいと思っていたSMSは正しいメッセージだったようだ。なお、プライム会費が0円なのは、Amazon Mastercardゴールドを保有しているためだ。

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最近は同じようにプライム会員に関するアカウント情報更新メールのフィッシングメールも増えているため、メールからURLをクリックせずに、Amazonのメッセージセンターからアクセスするのが確実だ。

ネットショッピングのID・パスワードが漏洩すると、他のサイトでも被害が起こる。さらに、ポイントやクレジットカードを使った買物に使われるため、メールやSMSからのログインは危険だ。もし、SMSのURLをクリックしなければならないときは、SMSの送信元電話番号を検索してみよう。SMSを送信しているような企業の場合は、送信元の電話番号が公開されていることもある。

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フィッシングで狙われているようなカード、銀行、ネットショッピングなどの企業は同じような機能を導入して欲しいところだ。

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菊地崇仁

菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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