2020年6月30日(火)でヒルトン・オナーズVISAプラチナカード、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカード、ヒルトン・オナーズVISAカードの新規申込受付が終了する。
ヒルトン・オナーズVISAゴールドカードとヒルトン・オナーズVISAプラチナカード会員は、クレジットカードを保有するだけでゴールドステータスを維持することができるクレジットカードだ。
ゴールドステータスはチェックイン時の空室状況により、部屋のアップグレードや、ポイント増量、朝食無料サービスなどの特典を受けることができる。
シルバー | ゴールド | ダイヤモンド | |
取得条件 | 1年間に4回の滞在 or 1年間に10泊の宿泊 or 1暦年間に25,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得 |
1年間に20回の滞在 or 1年間に40泊の宿泊 or 1暦年間に75,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得 |
1年間に30回の滞在 or 1年間に60泊の宿泊 or 1暦年間に120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得 |
宿泊時のポイント増量 | 1米ドルにつき12ポイント (+20%) |
1米ドルにつき18ポイント (+80%) |
1米ドルにつき20ポイント (+100%) |
スタンダードルーム特典により5泊目無料 | ○ | ○ | ○ |
ボトルウォーター2本 | ○ | ○ | ○ |
エリート会員の繰越し特典 | ○ | ○ | ○ |
部屋のアップグレード | ─ | エグゼクティブまで | 1ベッドルームスイートまで |
朝食無料 | ─ | ○ | ○ |
無制限のマイルストーンボーナス(40泊目とそれ以降10泊毎に10,000、60泊でさらに30,000ポイント) | ─ | ○ | ○ |
エグゼクティブラウンジの利用 | ─ | ─ | ○ |
ダイヤモンド資格の延長 | ─ | ─ | ○ |
48時間客室補償 | ─ | ─ | ○ |
エリート資格の贈呈 | ─ | ─ | ○ |
しかし、ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカード、ヒルトン・オナーズVISAカードの新規入会受付が終了するだけでなく、2022年2月28日(月)でカードに付随するサービスも終了となってしまう。つまり、上記の特典はクレジットカードを保有しているだけでは2023年以降は継続できないことになる。
なお、2020年秋には異なるブランド会社と新提携カードの発行を予定しているが、カード会員は気になるところだろう。
ヒルトン・オナーズのゴールドステータスを入手できるクレジットカードは、ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカードだけでなく、アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードでも取得する事ができる。
プラチナ・カードの場合は、プラチナ・ウェブから「ホテル・メンバーシップ」にアクセスし、「ヒルトン・ホテルズ」の「詳細はこちら」をタップ。「ご登録/ご登録状況のご確認>>」をタップすると、「Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格」「Radisson Rewards Goldエリートステータス」「シャングリ・ラ ゴールデンサークル ジェイド会員」「ヒルトン・オナーズ ゴールド会員資格」「プライオリティ・パス」の登録状況を確認できる。
それぞれの「登録する」ボタンから申請することが可能だ。その際に、「既にお持ちのメンバーシップ番号」に既存の会員番号を入力することを忘れないようにしよう。入力せずに登録した場合は、新規登録されてしまう。
ビジネス・プラチナ・カードの場合、「トラベル」から「ホテル・メンバーシップ(登録制)」をタップし「ご登録およびご登録状況のご確認はこちらをご覧下さい」をタップする。以降は、プラチナ・カードと同じとなる。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、登録されるまでかなりの時間がかかるようだ。プラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カード保有者は早めに申請しておこう。なお、従来は電話申請ができたのだが、現在はオンラインのみでの受付となる。
2020年秋には異なるブランド会社と新提携カードの発行を予定しており、おそらくゴールド特典などはそちらのカードでも付帯すると思われる。それまで待てないと言う場合は、アメックスのプラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードへの切替もありだろう。