先日、楽天ブラックカードのMastercardブランドをJCBブランドに切り替え申請を行った。切り替え時には、楽天ブラックカードの年会費がフルで必要になるとの話だったが、解約・新規になるため仕方がない。
そこで思ったのだが、楽天カードの年会費が楽天スーパーポイントで支払えれば、楽天ゴールドカード以上の利用者も増えるのではないか。
例えば、セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは永久不滅ポイントで、SuMi TRUST CLUB エリートカード、SuMi TRUST CLUB ゴールドカード、SuMi TRUST CLUB プラチナカードはSuMi TRUST CLUB リワードポイントを年会費として充当することができる。
楽天カードは年会費が無料で楽天市場での還元率は標準で4%と非常に使い勝手が良いカードだ。楽天モバイル契約者であれば+1%、楽天市場アプリでの購入で+1%。楽天ブックスでの購入が1回あれば、その月はさらに+1%、5の倍数の日ではさらに+2%のサービスが追加されている。
これに加えて、楽天ゴールドカード以上であれば、さらに+1%となる。楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で国内線の空港ラウンジの利用が可能だ。例えば、楽天市場で毎月2万円の購入がある場合は、年間2,400楽天スーパーポイントが上乗せされるため、楽天ゴールドカードに切り替えた方がおトクとなる。
しかし、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードへの切り替えは、年会費が有料となるため、そこそこ勇気がいるだろう。もし、楽天スーパーポイントで年会費を支払えれば、切り替えのハードルも下がるのではないだろうか。
楽天モバイルの利用料金を楽天スーパーポイントで充当できるサービスや、通常ポイントのみだが、楽天スーパーポイントで楽天証券の投資信託を購入できる特典があるなか、楽天カードの年会費充当も「自動的に充当する」にチェックをつけておけば期間限定ポイントも使ってくれるサービスがあれば、有料カードへ移行しやすくなるのではないか。
筆者は元々有料カードを使っているため年会費を支払うことに抵抗はないが、一般的には年会費に対する抵抗は大きい。楽天スーパーポイントでの年会費充当ができると、楽天ブラックカードの年会費も実質無料にできるかもしれない。