コラム プリペイドカード

「かぞくのおさいふ」徹底解説! チャージ方法や残高移行・セキュリティ面などを紹介!

2020年4月3日

「かぞくのおさいふ」が到着! 通常のVisaプリペトの違いは?

家族のキャッシュレス化を進めるために、小学生の子ども達にVisaプリペイドカードを持たせることにした。「かぞくのおさいふ」が到着する前に、「Visaプリペ」で子供のキャッシュレス実験を行ってみたが、「家族」に特化した「かぞくのおさいふ」を試してみる。

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前回は申し込みまでを紹介したが、「かぞくのおさいふ」が到着したので早速使ってみることに。

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まず、「Visaプリペ」と同様、本人限定受取郵便で到着したが、「かぞくのおさいふ」の場合は、本会員のみの本人限定郵便となっている。本会員の本人確認書類だけで受け取ることができるため、子供の保険証などを用意する必要はない。

封筒を開封し、カードを確認すると三井住友カードの新券面と同じように表面は名前のみだ。カード裏面に全ての情報が記載されている。

「かぞくのおさいふ」の裏面

通常の「Visaプリペ」との違いは「かぞくのおさいふ<共通のおさいふ>」「かぞくのおさいふ」と表示がある点だ。「かぞくのおさいふ<共通のおさいふ>」は夫婦用カードで「共通のおさいふ」カードとなり、「かぞくのおさいふ」と表示があるものは子供の「個別のおさいふ」カードとなる。

カードに書かれている名称 実際の状態
かぞくのおさいふ<共通のおさいふ> 共通のおさいふ
かぞくのおさいふ 個別のおさいふ

「共通のおさいふ」は夫婦で同じ残高を利用できるため、10万円チャージしていた場合、筆者のカードで5万円、妻のカードで3万円利用すると、「共通のおさいふ」残高は2万円となる。「個別のおさいふ」に1,000円を残高移動すると、「共通のおさいふ」残高は19,000円。「個別のおさいふ」残高が1,000円となり、子供は1,000円まで利用できると言う仕組みだ。

「かぞくのおさいふ」の管理ページ登録

カードが到着した後は「かぞくのおさいふ」の管理ページに登録する。「Visaプリペ」と同じ画面から「会員登録はこちら」をクリック。

三井住友プリペイド マイページ

「カード番号」と「セキュリティコード」を入力し「次へ」ボタンをクリック。「生年月日」と「電話番号」を入力して「次へ」ボタンをクリック。利用規約に同意し、「携帯電話番号」「Eメールアドレス」「ユーザーID」「パスワード」を入力して「確認」ボタンをクリック。確認メッセージが表示されるため「登録」をクリックする。登録後にメールが送信されるため、メールのURLをクリックすると管理画面にログイン可能となる。

「かぞくのおさいふ」の管理ページでできる事は?

まず、Visaプリペの管理ページにログインすると以下のような画面になる。

Visaプリペの管理ページ

続いて「かぞくのおさいふ」の管理ページを見てみよう。「Visaプリペ」の管理ページと比べると「ご利用コントロール」と「家族管理」が追加されていることがわかる。

「かぞくのおさいふ」の管理ページ

「ご利用コントロール」は、「利用通知設定」と「海外利用」「インターネットショッピング」の設定が可能だ。利用通知設定は、月間利用額が入力した金額以上の場合に通知される。「海外利用」「インターネットショッピング利用」は利用可能と利用不可を選択できる。インターネットショッピングは利用できるように設定し、海外利用はできないように設定するなど、細かい設定も可能となる。

「ご利用コントロール」は、「利用通知設定」と「海外利用」「インターネットショッピング」の設定が可能

「家族管理」が「かぞくのおさいふ」の最大の機能となる。「カード残高照会」「チャージ」「ご利用コントロール」「利用明細照会」「利用停止/解除」「お客様情報変更」「家族申込み」のメニューがあり、このメニューを利用すると、家族それぞれ、個別設定が可能だ。最初に紹介した「ご利用コントロール」は、ログインしているカードに対しての設定となるが、「個別のおさいふ」のカードをコントロールする場合は、「家族管理」⇒「ご利用コントロール」から変更したいカードを選択してから変更する。

「かぞくのおさいふ」の管理ページでは「個別のおさいふ」用カードなどの設定も可能

変更したい使用者を選択して「次へ」をクリックすると、それぞれのカードの状態を確認したり、変更したりすることができる。もちろん利用明細も確認できる。しかし、上記の名前を選択後、変更中のアカウント情報が表示されないため、変更している使用者名がわかるように管理ページを修正して欲しいところだ。以下の画面は子供のカードで「海外利用」「インターネットショッピング利用」を停止している画面となるが、子供の名前が表示されず、筆者(ログインしている人)の名前が表示されるため誰のカードを操作しているのかがわかりにくい。

「かぞくのおさいふ」のコントロール中に使用者情報が表示されない

設定を行うと、子供のカードではインターネットショッピング利用と海外利用ができなくなる。これで、スマートフォンでのアプリ課金などで利用する事はできないはずだ。なかなかよく考えられている。

「個別のおさいふ(子供用Visaプリペイドカード)」に残高をチャージする

また、通常のVisaプリペとの違いに気がつきにくいが「かぞくのおさいふ」の場合は「チャージ」メニューがプルダウン式になっている。

「かぞくのおさいふ」は「チャージ」メニューがプルダウン式

「チャージ」はクレジットカードなどからチャージするメニュー。「残高おまとめ」は家族間の残高を移動することが可能だ。例えば、筆者の残高を子供の残高に送る事ができる。逆に、子供の残高から筆者の残高に移動することも可能。

「かぞくのおさいふ」は残高の移動が可能

なお、リストには筆者と子供の名前しか表示されない。筆者と妻のカードは「共通のおさいふ」となっているため、1人の表示で十分という事だ。一方、子供のカードは「個別のおさいふ」となっているため、一覧に表示されている。なお、子供のカードが複数存在する場合は、子供の名前は複数表示されるはずだ。その後、もう一人の子供用「個別のおさいふ」を申し込んだところ、やはり子供の名前が複数表示された。

「かぞくのおさいふ」で複数の子供がいる場合は「残高おまとめ」に複数表示される

まず、自分のアカウント「共通のおさいふ」にクレジットカードからチャージする。VJAグループのクレジットカードの場合はポイントは貯まらないがチャージ時の手数料が無料だ。今回は、5,000円チャージした。基本的には、通常のVisaプリペ等と同じとなる。

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続いて、チャージした残高を子供の「個別のおさいふ」に振り分ける。今回は1,000円を「個別のおさいふ」に移動することにした。

「個別のおさいふ(子供用Visaプリペイドカード)」でおつかいに 緊急時でもキャッシュレスは安心

今回は、子供用のVisaプリペではなく「個別のおさいふ」のVisaプリペイドカードを持たせて外出。2度目なので安心して送り出した。

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友達と公園に行ったようだが、なんといきなりPASMOと一緒に落としたと連絡が。PASMOとVisaプリペイドカード、家の鍵、セコムキーを全てなくしたらしい。

まず、Visaプリペイドカード残高を確認すると残高は残っている。2つ方法があり、一時停止と残高移動だ。とりあえず、残高移動で1,000円を自分のアカウントである「共通のおさいふ」に戻す。

「かぞくのおさいふ」で残高を「共通のおさいふ」に戻す

これで、子供に持たせたVisaプリペイドカードの残高は0円なのでチャージしなければ利用できない。落とし物にチャージする人はいないだろう。続いて、落とした可能性のあるバス会社と公園の管理事務所に電話。届いていなかったため、警察に紛失届を提出。「問い合わせ」の電話番号が110番になっているとちょっと感心したが、そのままPASMOを止めるために駅に行く。

交番で紛失届を提出

PASMOの場合は、紛失届というのはなく再発行となる。PASMO残高は再発行するまでわからず、一時停止もできない。そのため、停止するには再発行以外方法はないが、子供のPASMOのため、子供自身の本人確認書類が必要とのこと。再度、子供の保険証と自分の運転免許証(親子関係がわかる書類)を持参して再発行してもらうために一時帰宅。その間にバス会社から電話があってPASMOケースが見つかったと。PASMO再発行や鍵のシリンダー交換などをしなくても良く助かった。

今回はPASMO、Visaプリペイドカードの両方が見つかったが、Visaプリペイドカードの方が安心だ。もし見つからなかった場合、PASMOは再発行手数料とデポジットが発生。1,000円程度必要となる。さらに、残高が残っているかは再発行後に初めてわかる仕様だ。それでも、1,000円程度で最大2万円のチャージ残高は戻ってくる可能性はある。一方Visaプリペイドカードの場合は、使われていたとしても残高は瞬時にわかる。さらに、利用時にはメールが届く。キャリアメールなどを指定しておくと便利だろう。なお、現金を持たせて買物に行かせていた場合は最悪だ。今回は全て戻ってきたが、そのまま見つからない場合、現金は戻ってこない。

Visaプリペイドカードの中でも「かぞくのおさいふ」は、管理者のアカウントから停止や残高移動などを確認できる。初回利用時に安全面を確認できるとは思わなかったが、紛失してみて安全面で素晴らしい事が判明した。

なお、「遺失届」については、見つかったと電話しておこう。連絡後は警察の落とし物検索データベースから削除される。

Vpassアプリに「かぞくのおさいふ」を追加

なお、VpassアプリにはVisaプリペも追加することが可能だ。

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従来はVisaプリペのみ登録可能だったが、新たに「かぞくのおさいふ」も追加できるようになっているため早速追加。

Vpassアプリに「かぞくのおさいふ」を登録

追加すると、タップするだけでログインでき、チャージや残高移動などが利用できるため便利だろう。電車の中で子供の残高を確認して、残高不足になりそうなら残高移動するなどの使い方ができる。

また、今回のように、紛失した等の連絡時に瞬時に止めることもできるため、「かぞくのおさいふ」を申し込んだ場合はVpassアプリに登録しておくのがおすすめだ。Vpassアプリは銀行口座の登録もできるため、一括して管理しやすくなる。

「個別のおさいふ」をさらに追加

「かぞくのおさいふ」は家族のキャッシュレス実験のために長男しか用意しなかった。しかし、次男がどうしても欲しいと言うため、「個別のおさいふ」をさらに追加することに。

「家族管理」メニューから「家族申込み」をクリック。最初の申し込みと同じように、「残高方式」や「氏名」「生年月日」などを入力。このときに「残高方式」は「共通のおさいふ」と「個別のおさいふ」を選択できるが、既に「共通のおさいふ」は上限の2枚発行しているため「個別のおさいふ」を選択する。試しに「共通のおさいふ」に設定して「確認」ボタンをクリックしてみたところ、エラーメッセージが表示された。

「かぞくのおさいふ」で3枚目の「共通のおさいふ」を選択するとエラー

申し込み完了メッセージが表示される。1週間~10日程度で郵送されるようだ。なお、Visaプリペと異なり、本人限定郵便ではなく、簡易書留郵便で送られてきた。これで、子供2人分のキャッシュレス化が完了。

簡易書留郵便で送られてきた「個別のおさいふ」


今回は、「かぞくのおさいふ」を使う前から紛失というアクシデントがあったが、そのおかげで「かぞくのおさいふ」の安全面も確認することができた。残高確認から残高移行までオンラインで利用することができるため、家計管理としては非常にやりやすいのではないだろうか。

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菊地崇仁

菊地崇仁

1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。ポイント探検倶楽部に掲載されているポイントは約230種類。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られる。 三児の父であり家計のやりくりをすべて担当。ポイントのみならず、クレジットカードや保険なども守備範囲で、近年は投資にも挑戦している。 45枚のクレジットカードを保有し、約70万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。

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