JAL(日本航空) クレジットカード特集 コラム マイレージ

JALカード会員は最大5,500マイル獲得のチャンス! 最大マイルを獲得するには必ずリボ払いが発生するので注意が必要

筆者の元に「もれなく最大5,500マイルプレゼント!【JALカード】」という魅力的なタイトルのメールが届いたのが2016年4月5日(火)。しかしながら未だに、このキャンペーンに参加するべきか否かを考えあぐねている現状である。

何故ならば、要注目でありながら、注意を要すキャンペーンであるからだ。

以下に要点を解説しておく。

まず、JALカードの中でこのキャンペーンの対象になるのは「JAL・Visaカード」「JAL・MasterCard」「JALカード TOKYU POINT ClubQ]「JAL アメリカン・エキスプレス・カード」、つまり三菱UFJニコスの発行カードに限られる。

キャンペーンの要旨(抜粋)は以下の通りだ。

「期間中、登録型リボ「楽Pay」に新規でご登録のうえ、「楽Pay」ご登録後、3ヵ月以内にショッピングで10万円以上ご利用いただくと、ご利用金額に応じて、もれなく最大5,000マイルプレゼント!」

「楽Pay」に登録するだけで500マイルもらえ、更に3ヶ月以内に10万円以上カードを利用すると500マイルが、50万円以上の利用で1,000マイルが、100万円以上利用した場合には最高額の5,000マイルが加算されるというものである。

最高加算マイルは5,500マイル(「楽Pay」登録の500マイル+100万円以上利用の5,000マイル)と、ここだけ見ると大変魅力的に思える。

ではその「楽Pay」という制度であるが、これに登録すると、毎月の支払額は自分の定めた額の範囲内となり、その額を超えた部分は自動的に翌月に持ち越さ れ、リボ払い手数料が発生する。ここで注意しないとならないのは、指定額の上限は30万円(JAL アメリカン・エキスプレス・カードは10万円)に定められているという事だ。

ここまで読むとお分かりの方も多いと思うが、リボ払い手数料を払うことなしに5,500マイルを獲得する事は出来ない。

仮に「楽Pay」登録後に、各月30万円、30万円、40万円と利用すれば、最後の月の10万円分だけが翌月払いに繰り越されることになり、リボ払い手数料も1,000円強の計算になり、5,500マイルの費用対効果としては効率的な出費と言える。

ただこのように計画的にカードを使うのはかなり難しく、JALカードをメインカードとして利用している方にはあまりお奨め出来ない。

またJAL アメリカン・エキスプレス・カードの場合、毎月の「楽Pay」上限額が10万円以下なので、5,500マイルを得るにはそれなりの手数料を支払う事になる。

筆者はJALカードはサブカードの位置づけであるが、上記のような理由により、「楽Pay」の登録を行うか否か、判断に迷っているところである。

個々人の置かれている状況により考えは異なると思うが、このキャンペーンは「両刃の剣」である事を頭に入れたうえ、キャンペーンページをよく読み、そのルールをよく理解したうえで、行動していただきたいと思う。

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

diegosuarez

これまでに、南極を除く世界6大陸、40か国以上を訪問。マイルは旅を快適にする手段と心得、国内線や近距離の国際線はチケットを購入しマイルを貯め、長距離ビジネスクラスの特典航空券取得を目標としています。JAL、ANAのマイルを効率的に貯めるためには、クレジットカードの会費など、ある程度の出費は厭いません。年間、旅にかける費用はかなりの額になるので、それらのコストは旅の費用の一部と考えています。海外旅行の際は、航空会社、使用機材に至るまでこだわる、航空マニアでもあります。

-JAL(日本航空), クレジットカード特集, コラム, マイレージ
-, , , , ,

© 2024 ポイ探ニュース