コカ・コーラの自動販売機でスタンプを貯められるアプリ「Coke ON」を実際に使ってみた。
Coke ONアプリは、コカ・コーラの自動販売機にスマートフォンを近づけて認証してからドリンクを購入すると、1本につき1個スタンプを獲得できるアプリだ。15個貯まると1本無料になる。
例えば、130円の缶コーヒーを15本買ったとする。合計1,950円となるが、1本無料で飲むことができるため、実際は1,950円で16本ということになる。1本あたり122円程度。同じ商品をスーパーマーケットやドラッグストアで買う場合は100円を切ることもあるので、おトクかどうかを考えると微妙なところだろう。
開始当初、Coke ONアプリをインストールしてみたが、対応している自動販売機を見つけることができなかった。しかし、先日歩いていた時にCoke ON対応の自動販売機を発見したため、実際に使ってみることにした。
最初にCoke ONアプリをインストールする。次にスマートフォンを自動販売機の黄色いLEDに近づける。自動販売機のLEDが青色に変わっていることを確認。
また、スマートフォンと自動販売機に接続番号が表示されていることも確認する。この状態を確認してから、飲料のボタンを押し、電子マネーで支払う。スマートフォンを確認すると、「スタンプを1個獲得しました」とのメッセージが表示された。
実際にスタンプが貯まるのは面白い仕組みだが、使い勝手はイマイチだろう。筆者はおサイフケータイを使っているため、スマートフォンは元々取り出していた。それでも、接続が面倒と思うということは、カードタイプの電子マネーや現金で購入しているような人がスマートフォンを取り出して接続・購入というのはハードルが高いだろう。
アプリを起動しなくても自動接続して、スタンプが勝手に貯まるようになると、もう一度インストールするかもしれないが、念のためPIN番号を保存して、アンインストールすることにした。