東京五輪の延期が発表されたが、先日ちょっとした発見があったので紹介したい。
東京五輪のチケットについては、大会延期後も、原則そのまま利用できるようだ。ただし、日程変更後に来場が困難な場合や、競技スケジュールや会場変更によりチケットを利用できない場合などは払戻にも対応する。
東京五輪の第1次抽選販売の発表があったのは2019年6月20日(木)となり、筆者は運良く(?)当選したが、購入手続期限は2019年7月2日(火)となっていた。既に入金済みとなるが、支払いはVisaカードを利用。
その後、2019年10月より消費増税のタイミングでキャッシュレス・消費者還元事業が開始。
あまり知られていないのだが、東京五輪のチケットは抽選以外でも販売されており、「東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ」が存在する。
「東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージ」は、抽選ではなく、先着申し込みのため当選しなかったチケットも購入することができたのだ。筆者はこのチケットも購入。「東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージ」も購入時は銀行振込かVisaブランドのカードで支払う事ができたのだが、先日カード会社のサイトを確認したところ、-15,000円のキャッシュバックがあった。
項目は「カンゲン5%/トウキヨウオリンピツク」となっている。その下に、「T2020 Mail Link」とあるが、これが東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージのチケット代金となる。
「T2020 Mail Link」をキャッシュレス・消費者還元事業のサイトで調べてみると、5%還元対象として登録されていた。つまり、「東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージ」をVisaブランドのクレジットカードで支払うと5%還元でチケット購入ができた事になる。
もし、第1次抽選販売の購入時期が2019年10月以降だった場合は5%還元の対象だったのだろうか。第2次抽選販売スケジュールを確認してみると、2020年1月10日(金)までがチケット購入期限となっており、キャッシュレス・消費者還元事業の期間中だ。
第1次抽選販売の明細を確認したところ、「東京2020組織委員会」と表示されていた。
同じように、「東京2020組織委員会」をキャッシュレス・消費者還元事業の対象店舗か調べてみたが検索にヒットしなかった。おそらく、第2次抽選販売でVisaブランドを使ってもキャッシュレス・消費者還元事業の対象にはならなかったのではないだろうか(第2時抽選販売は応募していないので不明)。
なお、延期の条件として、抽選販売でのチケットと東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージのチケットの扱いが同じになるかは不明だ。抽選販売チケットは延期後もそのまま利用でき、東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージの場合は返金しないと言う可能性もある。
もし、、東京オリンピック公式ホスピタリティパッケージのチケットをそのまま利用できた場合は、5%還元(高額のため、上限の15,000円でストップ)でチケットを購入できたことになる。