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dポイントが開始 しかし、JALマイラーはPontaポイントを貯めるべき理由とは?

2015年12月1日(火)よりドコモの共通ポイント「dポイント」が開始した。消費者はローソンでPontaカードを提示するか、dカードを提示するかが可能となる。しかし、ローソンでは今まで通りPontaカードを提示し、dカードまたはDCMXで決済するのが良いだろう。

dポイントとPontaポイントは等価での相互交換が可能と発表があったが、実際は交換単位や手数料がネックになる。

dポイントからPontaポイントへの交換は5,000 dポイントが5,000 Pontaポイントに交換できる。さらに、交換手数料として250 dポイントが必要となるため、5,250 dポイント⇒5,000 Pontaポイントということだ。3口以上交換する場合、5,000 dポイントが2,500 Pontaポイントと半減する。

逆に、Pontaポイントからdポイントへの交換は、100 Pontaポイントが100 dポイントとなり、交換手数料は不要だ。つまり、Pontaポイント⇒dポイントの方が交換しやすく、手数料もかからないため、とりあえずPontaポイントとして貯めておいたほうが良いだろう。

また、dポイントからJALのマイルに交換する場合も、5,000 dポイントが2,500マイルとなっているが、PontaポイントからJALのマイル交換は、2 Pontaポイントが1マイルと、交換レートは同じだが、交換単位が少ない分Pontaポイントのほうが有利といえる。

これらのことより、ローソンでは今まで通りPontaポイントを貯め、dポイントとして利用したい場合にPontaポイント⇒dポイントに交換して使うほうが良いだろう。

ただし、Pontaポイントなどから交換したdポイントについてはステージ判定に利用されないという事もあるため、dカードやドコモ利用者の長期利用者以外の場合は注意が必要だ(「dポイントカード、dカードの特徴+注意点 従来のドコモポイントは全部dポイントに移行されるわけではない」参照)。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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