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ようやくゲット! 電子マネーにも強い「リクルートカードプラス(JCB)」と「リクルートカード(VISA)」の2枚持ちがおすすめ

2015年3月5日

「ライフカード」や「漢方スタイルクラブカード」のnanacoチャージ改悪、「SoftBankカード」が新規募集を終了したことで、自身の電子マネーチャージのクレジットカードの乗り換えを検討することにした。

現時点の筆者の電子マネーチャージ用クレジットカードは以下の様になっている。

年会費(税抜) 還元率 nanaco 楽天Edy Suica
漢方スタイルクラブカード 初年度無料、1,500円 1.75%〜2.0% × ×
SoftBankカード 無料 1.0%(0.97%) ×
「ビックカメラSuicaカード」 初年度無料、
477円(年1回の利用で無料)
1.0%〜1.5% × ×

「SoftBankカード」はそのままでも良いが、全体的に見直して最適なチャージ用クレジットカードを選ぶことにする。

nanacoチャージで還元率が良いカードは年会費2,000円(税抜)の「リクルートカードプラス」だろう。「リクルートカードプラス」は既に保有しているため、これから送られてくる自動車税・固定資産税・住民税はこのカードで対応することにする。

リクルートカード、リクルートカードプラスの2枚持ち次に、楽天Edyだが「リクルートカード(VISA)」に変更する。リクルートカードは国際ブランドが異なれば2枚保有することが可能だ。そのため、JCBの「リクルートカードプラス」とVisaの「リクルートカード」は2枚持ちが可能となっている。2枚保有すると、リクルートカードのサイトにログインすると、2枚表示されるようになる。

「リクルートカードプラス」も「リクルートカード(VISA)」も貯まるポイントはリクルートポイントだ。リクルートポイントはPontaポイントと相互交換可能のため、Pontaポイントとして利用すると効率が良い。さらに、JALのマイラーであれば、すべてのPontaポイントをJALのマイルに交換することも可能となる。念のため、「SoftBankカード」は保有しておくことにする。

年会費(税抜) 還元率 nanaco 楽天Edy Suica
リクルートカードプラス 2,000円 2.0% × ×
リクルートカード(VISA) 無料 1.2% ×
「ビックカメラSuicaカード」 初年度無料、
477円(年1回の利用で無料)
1.0%〜1.5% × ×

このチャージ方法にすることで、貯まるポイントがリクルートポイント(2015年冬にはPontaポイント)と同じになるため、ポイントの管理も楽になるだろう。

最大の懸念点は「リクルートカード」も電子マネーチャージ改悪を追従することだ。以前リクルートライフスタイルに取材した時には、カード事業単体での儲けを考えているわけではないとのことだった。つまり、リクルート全体で事業を見ているため、カード部門の収益が悪くても、リクルート関連全体での利用率が上がれば良いというのがリクルートの考えということだろう。

しかし、「漢方スタイルクラブカード」等の改悪発表が重なっており、念のため従来の考えの変更がないかを確認することにした。再度リクルートライフスタイルの担当者に問い合わせたところ、「現時点では商品性の改悪は検討しておりません」との返事だった。しばらくは「リクルートカードプラス」+「リクルートカード(Visa)」はメインカード+電子マネーチャージとして安心して利用できそうだ。

それでも改悪が気になる場合は、2015年3月1日(日)よりnanacoチャージでポイントが貯まるようになった「セブンカード・プラス」が良いだろう。nanacoカードを発行しているセブン・カードサービスが発行しているため、一番改悪されにくいカードだろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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