ドコモオンライン手続きで楽天カードが対象外になっていると言うニュースを見た。
実際に引き落としカードを楽天カードに変更してみたところ、以下のようにエラーになった。
なぜ、楽天カードが対象外なのか、いつごろから対象外になったのか。
少しずつ考えていこう。「ドコモオンライン手続きでご利用可能なクレジットカード」としては以下のようなロゴがある。
確かに楽天カードのロゴがない。
いつから楽天カードの利用ができなくなったのかを確認するため、webサイトのキャッシュを確認してみた。2022年3月27日(日)、202年7月4日(月)、12月1日(木)は楽天カードもドコモオンライン手続きで利用可能だったが、2023年3月27日(月)では現在と同じようになっていた。
なお、「ドコモオンライン手続きでご利用可能なクレジットカード」の注釈として「楽天カードは、現在メンテナンスのため、ご利用頂けません」と記述がある。これも、2022年12月1日(木)まではなかったため、2022年12月~2023年3月末ごろまでに楽天カードが対象外となったと言う事だ。
「ドコモオンライン手続きでご利用可能なクレジットカード」の上部には、「本人認証サービス(3Dセキュア2.0)に対応しているクレジットカードのみご利用になれます」とあるため、楽天カードが3Dセキュア2.0に対応しているかを確認してみた。
楽天カードのFAQを見ると、「弊社が発行しているクレジットカードは、すべて3Dセキュア2.0に対応しています」とあるように、3Dセキュア2.0に非対応だから利用できないと言う事はなさそうだ。
「なお、お電話またはご来店の場合はお申込み頂けます」との記述があるため、税金などの手数料の問題であれば、電話や来店でも利用できないはずだ。
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「ご来店の場合」に利用できるクレジットカードには楽天カードも含まれており、楽天カード全般がNGと言うわけでもない。
「ドコモオンライン手続きでご利用可能なクレジットカード」と「ご来店の場合」のカード一覧の違いは、「楽天カード」に加え「Visa」と「Mastercard」となる。
つまり、カード発行会社にかかわらず、Visa、Mastercardブランドであれば、来店での手続きが可能となっており、例えばP-Oneカード<Standard>などの一覧にないカードでも利用できる。
これらを考えると、3Dセキュア2.0でドコモと楽天カードで何らかの問題が起きたために、オンライン手続きのみをNGにしたのではないだろうか。