UCプラチナカードがプライオリティ・パス特典追加で2万円程度のプラチナカードでは一歩リードか プライオリティ・パスはスタンダード・プラス会員に

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UCプラチナカードがプライオリティ・パス特典追加で2万円程度のプラチナカードでは一歩リードか プライオリティ・パスはスタンダード・プラス会員に

UCプラチナカードの基本特典

UCプラチナカードでは、2023年8月1日(火)よりプライオリティ・パスの利用が可能になった。

UCプラチナカード、プライオリティ・パスの利用が可能に
UCプラチナカード、プライオリティ・パスの利用が可能に

UCプラチナカードでは、2023年8月1日(火)より、プライオリティ・パスの利用が可能になる。 UCカードの最上位カードであるUCプラチナカード会員の年会費は1万6,500円(税込み)、家族会員が3, ...

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UCプラチナカードの年会費は1万6,500円(税込み)と2万円を大きく下回るプラチナカードとなり、家族カード1枚追加しても1万9,800円(税込み)と2万円を切るカードとなる。

ポイント還元率は1%(1,000円につきUCポイントが2ポイント)、年間利用ボーナスポイントとして、1年のうち10か月利用すると100ポイント、年間1,000ポイント以上獲得すると150ポイントのボーナスポイントも獲得できる。

さらに、2023年7月5日(水)引き落とし分からシーズナルギフトが開始。

UCプラチナカード、四半期に一度ボーナスポイントの「シーズナルギフト」開始 2,500円分のポイントはもれなく、1万円分のポイントは抽選
UCプラチナカード、四半期に一度ボーナスポイントの「シーズナルギフト」開始 2,500円分のポイントはもれなく、1万円分のポイントは抽選

UCプラチナカードでは、2023年7月5日(水)引き落とし分より、シーズナルギフトの特典を開始する。 シーズナルギフトは1月~3月、4月~6月、7月~9月、10月~12月の四半期ごとにボーナスポイント ...

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3か月ごとの請求金額合計50万円以上で500ポイントを獲得でき、3か月ごとの請求金額合計55万円以上の場合は抽選で20名に2,000ポイントが当たる特典も追加された。

プラチナカードとしてよくある対象レストランで2名以上のコース料理を予約すると1名分が無料となる「グルメクーポン」、コンシェルジュデスクと「VPCC」などを利用できる。

独自特典としては会員限定優待特典として、100以上の優待特典が用意される。また、UCカード特典の「優待のあるお店」も利用可能だ。

この年会費のプラチナカードには珍しい「通信端末修理費用保険」が付帯。スマートフォンだけでなく、PCやモバイルゲーム機等の通信端末で、落下による破損や水没、故障などの修理費用を年1回、年間最大3万円まで補償される。

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UCプラチナカードのプライオリティ・パス

年会費から考えると十分魅力的なプラチナカードだが、海外の空港ラウンジを利用できる特典は付帯していなかった。

2023年8月以降、プライオリティ・パスの利用ができるようになっており、早速申し込み方法などを確認する事に。

まず、UCプラチナカードの「Lounge Service」ページにアクセス。プライオリティ・パスの利用方法を確認すると、デジタル会員証と搭乗券を提示とあるため、プラスチックカードは発行されないようだ。

また、「本人・家族会員:年6会まで無料」とあるように、家族カードでもプライオリティ・パスの利用ができる。多くのカードに付帯するプライオリティ・パスは家族カードは対象外の事も多いが、UCプラチナカードは家族カードも対象となる。

UCプラチナカードのプライオリティ・パスは家族カード・追加カードも対象

UCプラチナカードのプライオリティ・パスは家族カード・追加カードも対象

なお、7回目以降の利用や、家族カードを保有していない同伴者は会員負担での利用だ。

「Priority Pass(プライオリティ・パス)のアカウント登録はこちら」をクリックすると、UCプラチナカードの会員認証ページに飛ぶ。カード番号の先頭6桁を入力して認証すると、プライオリティ・パスのページにジャンプする。

プライオリティ・パスのUCプラチナカード会員認証ページ

プライオリティ・パスのUCプラチナカード会員認証ページ

続いて会員登録が必要だが、どこから会員登録すれば良いのかがわからなかった。真ん中の「居住地を選択」で「日本(Japan)」を選択すると、登録ページにジャンプすることが判明。

プライオリティ・パスの登録

プライオリティ・パスの登録

会員プランが表示されるため確認。会員種別は「スタンダード・プラス会員」となっている。

UCプラチナカードのプライオリティ・パスはスタンダード・プラス会員

UCプラチナカードのプライオリティ・パスはスタンダード・プラス会員

プライオリティ・パスの会員は3つあり、スタンダード、スタンダード・プラス、プレステージだ。多くのプラチナカードでは、「プレステージ」となっているのだが、UCプラチナカードは「スタンダード・プラス」となる。

スタンダード スタンダード・プラス プレステージ
年会費 99米ドル 329米ドル 469米ドル
ラウンジ利用料金 会員 35米ドル/回 10回まで無料、
その後35米ドル/回
無料
同伴者 35米ドル/人 35米ドル/人 35米ドル/人

なお、一般的なスタンダード・プラスとも無料回数や同伴者料金が異なっている。

スタンダード・プラス会員 通常 UCプラチナカード
プライオリティ・パスの年会費 329米ドル
ラウンジ利用料金 会員 10回まで無料、
その後35米ドル/回
6回まで無料、
その後32米ドル/回
同伴者 35米ドル/人 32米ドル/人

内容を確認後「今すぐ入会」をクリック。名前、性別、メールアドレス、誕生日、電話番号を入力。続いて、会員アカウントを作成するためにユーザー名、パスワード、セキュリティーの質問を設定。最後にクレジットカード情報と請求先住所を入力すると入会手続きが完了する。

UCプラチナカードでプライオリティ・パスの入会完了

UCプラチナカードでプライオリティ・パスの入会完了

マイページにアクセスすると「お客様の会員情報更新日」がある。「年間」はこの日から1年間となるため、確認しておこう。

入会日を確認

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年7回以上、海外出張などがある場合は、プレステージ会員のプライオリティ・パスの方が良いが、2か月に1回程度の出張・旅行程度であれば、UCプラチナカードのプライオリティ・パスで十分だろう。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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