子どもの留学のため保有カードで「家族特約」が付帯する海外旅行傷害保険を比較してみた！　自動付帯カードや航空機遅延保険の付帯カードも存在！

次男が海外留学に行くことになり、海外旅行傷害保険を調べる事に。以前は自動付帯だったカードが利用付帯に変わっている事もあり、今回は家族カードを発行できない家族特約があるカードを再度調べてみることにした。

まず、筆者が保有しているカードで海外旅行傷害保険の家族特約が自動付帯のカードは、ダイナースクラブ プレミアムカード、ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード、エムアイカード プラス プラチナ、Orico Card THE PLATINUM、楽天ブラックカード、PRESTIA Visa PLATINUM CARD、三井住友トラストVISAプラチナカードなどが自動付帯でそれなりの金額が補償される。

中でもOrico Card THE PLATINUMについては家族特約でも航空機遅延保険が付帯、死亡・後遺障害が最高2,000万円となかなか好条件だ。なお、「家族特約」の条件には、「本人会員と同行すること、という条件はない」と書かれているため、単独の留学でも問題はないはずだ。

傷害治療費用と疾病治療費用は合算すると2,700万円まで補償となるため、ほとんどの場合で大丈夫ではないだろうか。携行品損害も子どもの留学のため、そんなに高額な商品もないため100万円あれば十分だろう。

これに加えて留学費用を利用付帯カードで支払うと利用付帯分のカード分も補償が追加となる。今回は、2回に分けて留学費用を支払ったため、それぞれ利用付帯のカードを利用した。

航空機遅延保険については、Orico Card THE PLATINUMの付帯内容を確認する限り、対象カードを複数保有していたとしても適用される保険はいずれか1枚分とあるため、航空機遅延保険のあるカードを利用する必要はない。

自動付帯カードで航空機遅延保険が付帯しているカードを保有していない場合は、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードで旅費を支払うと、家族特約分でも、寄託手荷物遅延が10万円、寄託手荷物紛失が10万円、乗り継ぎ遅延が3万円、出発遅延が3万円が付帯する。

子どもの留学の場合、保険の適用条件はなかなか難しく、Orico Card THE PLATINUMの海外旅行傷害保険は知りたいことが書かれており、わかりやすいと感じた。

海外旅行傷害保険は請求したことがないのだが、実際に保険金の請求がなく無事に戻ってきてくれるのが一番だ。