株主優待では、ポイントを獲得できたり、おトクなカードが送られてきたり様々だ。
ここ1ヵ月以内に百貨店の株主優待が到着してきている。百貨店の株主優待は、「株主優待カード」が送られ、対象の百貨店での利用時に10%OFFと非常におトクなカードとなる。
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特におトクなのが食料品売場。通常は百貨店のクレジットカードで決済した場合は1%還元と還元率が大幅に下がるが、株主優待のカードの場合は、食料品なども10%OFFになるケースが多い。もちろん、ルイ・ヴィトンやヴァン クリーフ&アーペル、エルメス、ロレックスなど、超ハイブランドについては10%OFFの対象外となるが、デパ地下で10%OFFはなかなかおトク感がある。
また、三越伊勢丹グループの各オンラインストアでも利用できるのも良い。三越伊勢丹オンラインストアだけでなく、三越伊勢丹のラグジュアリーオンラインストアや化粧品オンラインストア「meeco」なども対象。
今回到着したのが三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カード。従来のカードと比較すると大きく変わった点がある。
カード表に大きくバーコードが表示されている。また、以前はエンボスタイプだったが、新たなカードはエンボスレスに。財布もすっきりだ。
従来のカードでも裏面にバーコードがあったのだが、このバーコードは「クイーンズ伊勢丹専用バーコード」となっており、これまでとは若干使い方が変わってるだろう。
同封されていた「株主様ご優待制度のご案内」では、株主優待カードは3月末時点での株主名簿に記載された株主にカードが送られるとあるが、9月末時点でも株主名簿に記載された新規株主にもカードが送られるとある。
新規株主には11月下旬にカードが送られるこれまでも同様だったのかを確認してみたが、従来からこの制度があるようで、株主優待カードは株主になってから1年も待たずにカードを入手できるようだ。9月末時点での新規株主の場合は11月下旬頃にカードが郵送され、翌3月末時点でも株主名簿に記載されていると、6月下旬にもカードが送られ、それ以降は毎年6月下旬のサイクルとなる。
株主優待カードはおトクな場合が多いのだが、やはり株価が下落すると含み損は大きくなることもる。
筆者は現時点では含み益だが、株主優待の10%OFFでトクした以上に損する事もある。百貨店はインバウンドなどが期待できるかどうかが鍵となりそうだ。